せんしゅう亭~桂春蝶の会~
一、月亭秀都・・・「時うどん」
秀都さんの「桃太郎」は最高なのに、今日は前座噺でも「時うどん」を。斬新さに期待の一席だったのに、何となく切れ味もなく終わってしまい残念。
二、桂佐ん吉・・・「桃太郎」
変わって、モタレなので「堪忍袋」か「始末の極意」あたりかと期待していたら、続いて前座噺の「桃太郎」。トリの春蝶さんが「芝浜」なので、少し短めと思っての高座か、それにしても、楽しみにしていた佐ん吉さんお落語だったので、これまたガッカリ。
三、桂春蝶・・・・「芝浜」
でも、それを取り返してくれたのが春蝶さんの「芝浜」。春蝶さん、主人公の魚活、元々は浪花育ち、訳があって江戸へと流れてきた設定。後半その訳を解き明かすがそこまでややこしくしないと「芝浜」の江戸の土地は名乗れないのか。
雀三郎さんらは、住吉の浜に置き換えて「夢の皮財布」でされてますが、土地の名がそのままお題になってるのは気ィつかいますな。
「明鳥」に「死神」「浜野矩随」など、江戸っぽい落語を中心にこの頃されてますが、次は何を演じられるのか、いまから楽しみでおますな。
せんしゅう亭~桂春蝶の会~
2023年2月25日(土)午後2:00開演
南海浪切ホール・交流ホール
一、月亭秀都・・・「時うどん」
二、桂佐ん吉・・・「桃太郎」
三、桂春蝶・・・・「芝浜」
南海浪切ホール
せんしゅう亭
交流ホール
眼下の岸和田市
桂春蝶・桂佐ん吉・月亭秀都
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