一、桂小梅・・・・・・・・・・「鉄道勇助」
今回から、開演時間が30分早くなって、6時30分開演。
仕事を終えて駆けつけたが、既に小梅さんの落語始まっていて、
1階の幕の外で終わるまで待機、聞こえてくる小梅さんの声と笑い声。
声が凍る、ああ、「鉄砲勇助」と思っていると、所々聞こえてくるのは
ちょいと違うか、下関に門司、計った(博多)ように、と、これが「鉄道勇助」か。
聞こえてきたのは、時間的にも、集中的にも、十分の一程度、
改めて、梅團治親子の「鉄道勇助」、
どこかでじっくり聞かなければでおます。
二。笑福亭松五・・・・・・「田楽喰い」
若年寄の、松五さんの落語。
一緒に行った連れはお気に召さぬようだが、
私は、何ともこの昔風の語りが、案外癖になり、気になる存在。
でも、東京での小屋で、真打がでてきて、前座ネタを、
客席の反応お構いなしに、淡々とマイペースで語って・・・・
澄ました顔で、降りていく、松五さん、いつもそんな風に見えるんですが・・・・。
自己主張、マイペース、お構いなし、そして頑固さ・・・
ああ、これが、松五さんの芸風なんですかな。
三、笑福亭鶴二・・・・・・「替り目」
よろしいな、鶴二さんの「替り目」。
余裕を持って、客の反応を見ながら、自由自在に噺を操る。
でも、手を抜いているわけではなく、一つ一つ、着実にこなしていく。
上手さと真面目さに、余裕が生まれて、円熟味に。
それが、お客様にも伝わって、肩が懲りずに、自然な笑いに。
今年の、鶴二さんは、ひと味もふた味も違いまっせ。
四、笑福亭恭瓶・・・・・・「天災」
勢いの悪さが必要な噺。
自分勝手で、やんちゃ、柄が悪くて、周りからは疎がられているのに、
気がつかずに、自分自身はよいことしているようで・・・実は。
この噺の主人公、噺もそうだが、いつも「強情」と重なってくる。
でも、こんな噺、私自身の偏見かも知れませんが、
恭瓶さんから、一番遠い噺のように聞こえるのですが・・・・。
五、桂春之輔・・・・・・・・「死ぬなら今」
師匠の春團治、松鶴、とかとの内弟子時代の想い出をマクラでたっぷり。
噺は、得意の「死ぬなら今」。
独特の春之輔さんの世界。
来春、四代目春團治襲名が決まった春之輔さん、
「襲名するなら、今」でおますな。
「角座月夜はなしの会~大爆笑!ラジ関寄席」
2017年3月27日(月)午後6:30開演
DAIHATSU MOVE 道頓堀角座
一、桂小梅・・・・・・・・・・「鉄道勇助」
二、笑福亭松五・・・・・・「田楽喰い」
三、笑福亭鶴二・・・・・・「替り目」
仲入り
四、笑福亭恭瓶・・・・・・「天災」
五、桂春之輔・・・・・・・・「死ぬなら今」
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昨夜の三味線さん、お茶子さんはどなただったのですか?
お茶子・・・・近藤綾香
さんです。