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しゃれた言葉、と芸人、芸界が使うおしゃれな言葉が列挙されているが、
しゃれた言葉、と芸人、芸界が使うおしゃれな言葉が列挙されているが、
秀逸は、最後の章「三遊亭圓生の言葉」での圓生さんとの関係の濃さに感心。
良き芸人の傍には、苦言を臆することもなく言える人がいること。
贔屓のなんとか倒しではないが、ちやほやして芸人さんの普段の立ち振る舞い
さえぞんざいにさせてしまう中で、真の贔屓は噺家さんの苦しみながらも
成長する姿をわがことの喜びとできる人。
劇作家でものある、著者が言葉について、日本語を大切にしたいとの
愛に満ちた苦言の奥深さのあれこれを・・・・。
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