第3回・柳家喬太郎独演会~2021.07.23
今日は昨年から延期になっていた柳家喬太郎さんの独演会。会場はコロナの影響か五分程度の入り。喬太郎さんも久しぶりなのかいつものアクの強さは薄まっての控えめの高座。
一、柳亭市弥・・・・・「棒鱈」
市弥さん、隣座敷の田舎侍が歌う歌が秀逸、斬新んでバカバカしくてまさに落語の楽しさがストレートに押し寄せてくる。古めかしい棒鱈が、今風により戻った秀逸の一席。
二、柳家喬太郎・・・・「小言幸兵衛」
借家を借りに来た仕立て屋に息子がいると聞いてからの心中騒ぎ。こんな無茶ぶりの狂気さは喬太郎さんの十八番。仕立て屋さん、この大家さんなら、まあこの借家借りれなかって良かったんでは・・・・
三、林家あずみ・・・・「三味線漫談」
たい平さんの一番弟子とか、三味線は、伊勢音頭、祇園小唄、おっぺけ節、おてもやん、と続くが三味線はたどたどしいですが、しゃべりは達者でほぼ6割はおしゃべり、京都出身で柔らかさもあり、関西人には受け入れすい。また東京で聞きたくなるあずみさんでおました。
四、柳家喬太郎・・・・「錦の袈裟」
与太郎とその女房、よろしいな女郎買いに行くのに女房に許可を貰うとはこんな夫婦よろしおますな。周りから愛されている与太、そして一番愛されてるのが我が女房とは、よろしおますな・・・これぞ落語でおます。
第3回・柳家喬太郎独演会
2021年7月23日(金・祝)午後2:00開演
浪切ホール
一、柳亭市弥・・・・・「棒鱈」
二、柳家喬太郎・・・・「小言幸兵衛」
三、林家あずみ・・・・「三味線漫談」
四、柳家喬太郎・・・・「錦の袈裟」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます