ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

「ゆるす」という禅の生き方~枡野俊明

2021-10-23 06:06:06 | 本の少し
 ☆☆☆

この歳になれば、「ゆるされる」というより「ゆるす」という立場か。でも誰を「ゆるし」何を「ゆるすのか」、吾を「ゆるす」のか、ものごとを「あるがまま」「そのまま」受けとめる。周りのしがらみから自由になる、そうすれば心は自由になる。
そのための「ゆるす」という禅の生き方を考えてみる。

・「継続は力なり」、ムダな努力などない。ムダにするもしないも、ひとえに自分の心次第
・「一切衆生悉有仏性」どの瞬間にもやるべきことがあるものです。過去にとらわれていたら、その大事なやるべきことが見えなくなる。
・「花無心招蝶、蝶無心尋花」
・「欲しいものは三つに分ける」、①「本当に必要なもの」、②「あったら便利だと思うもの」、③「憧れの対象にあるもの」物欲をそぎ落とす。
・「独り静かな時間」、「孤独」と「孤立」とは意味合いが違う。
・「着眼大局、着手小局」、身の丈を定めて目の前のことを一生懸命取り組む。

禅の対象は吾にあり・・・ですな。



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