ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

塞王の楯~今村翔吾

2024-12-14 10:51:27 | 本の少し
 ☆☆☆☆

久しぶりの小説、楽しめました。戦国時代の城壁の石垣の石積みをする「塞王」と呼ばれている職人の噺。片や「砲仙」と呼ばれている砲筒づくりの職人。
この両者が、大津城の城攻めでお互いの知恵と精力を絞り出しお互いの仕事を全うする。何ごとにも命を懸けてでも打ち込める姿は美しい。

でも、戦国時代の戦とは、単なる切り合いだけではなく、多くの人を巻き込んだ人間模様なんですね。





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