ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

人間の器量~福田和也

2018-11-22 03:03:03 | 本の少し
人間の器量 (新潮新書)
クリエーター情報なし
新潮社

☆☆☆☆

「人間の器量」

帯に書いてあるのを、そのまま紹介すると

「能力があるか、ないか。 いい人か、悪い奴か。
その程度の事で、もて囃されたり、貶められたりする。
人物観の平板さが殺すのは、人材だけではない。
人を単純に切ったり、持ち上げたりする人は、自分にたいしても、
そういう見方しかできなくなってしまってしまう。
自らの心と資質は、測りがたい。
善悪、良否の敷居をこえてしまうような人間観、
その物差しとしての器がある。」

器量を培う道、その素地として大切なことは、
一、修行をする
二、山っ気をもつ
三、ゆっくり進む
四、何ももたない
五、身を捧げる

残された少ない人生ですが、一回りでも器を大きくすべく、
遅まきながら、実行したいですな・・・・・。

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