最後の大独演会 | |
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新潮社 |
☆☆
2010初夏、かねてより療養中だった談志さんからたけしさんに、
「久しぶりに会おうか」のメッセージ、一人ではもったいないと、
太田光を連れだっての三人での座談会、その時の様子。
芸談はちょっぴり、あとはアブナイ話、下ネタ、ゴシップのみ。
こわいもの無しの、お二人、(太田さんはちょっと控え目)。
その中でも、おもしろいマクラになるような笑いのところを、
談志さんが石原都知事とあったとき、ご本人に教えたジョーク
「これが、都庁ですか。さすが日本の首都・東京を動かしている役所だけあって、
立派で大きな建物ですねえ。この中では、どれぐらいの人が働いているんでしょうね。」
「さあ、少なくとも半分以下だろう」って・・・・・・いいね。
談志師匠が集めた外国の小噺を
「ミッシェルさんのお宅はこちらですか?」「ええ、そうですが」
「・・・・・嵐の日に外に出るな」「えぇ?」「「嵐の日に外に出るな」
「ああ、あなたが尋ねているのはKGBのミッシェルさんですよね。三軒隣ですよ。」
これと一緒なん、三喬さんの「月に群雲(小佐田定雄作)にもでてきますが・・・・。
警官が休み時間に推理小説読んでるんだよ。先輩が「面白いか?」って訊いたら、
「面白くも何ともありませんよ。嘘ばっかりです。最後に犯人が必ず捕まるんですよ」
スパイものでもうひとつ
「強情な奴だな、あいつは。五ヶ国語で黙秘権を使いやがる」
下ネタは、省きますが、三人はあちらこちらへ脱線しながら愉しいトークを
このあと、一年五カ月後、談志師匠はお亡くなりになりました。
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