ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

Udon.Kyutaro・本町~2019.05.08

2019-05-08 14:14:14 | うどん・蕎麦・そうめん


Udon Kyutaro
☆☆☆

会社の近くに、こんなお店があったとは・・・・。

入り口は?狭目。

中は、立って食べるが、
スタッフがきびきびご案内、狭いながら居心地は良い。

 

肉うどん

麺は細目の讃岐うどん。
次回は、初夏だけにぶっかけですかね。

天ぷらは、すべて100円。

どれも、美味しそう❗

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食う寝る坐る永平寺修行記~野々村馨

2019-05-07 03:04:05 | 本の少し
食う寝る坐る永平寺修行記 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社
☆☆☆☆

一般のサラリーマンが30才の時、突然出家し雲水として、
曹洞宗大本山・永平寺に一年間の修行生活に・・・・。

単に、座禅を組む、瞑想するだけが修行だけではなく、
〈作務〉といって作業を大切にする。
仏は、人の心の中にあり、作務は動く座禅であり、それに没頭することは、
自分の心の中の仏と一つになる道である、と。
それはまさに、想像以上の24時間気の休まることのない、
寝ている時間でさえ修行、食事、排泄、掃除、身の支度、動作ひとつに
細かい作法が決められている。

私情の入り込む余地をことごとく排除し、うむを言わせず身も心も
がんじがらめの型にはめこんでしまうことによって、すべての執着心を
捨てさせる・・・。

作者、雲水「魯山」が一年経って、座ることによって感じたことは、
座ることに馴れ、痛みを克服するなどということは何の意味も持たず、
その一瞬をあるがままをすべてを無条件に受け入れる、それが作者の
「只管打座」である。
そして、ここに自由があった。禅における自由とは、「自分が」「自分の」といった
意識から解放されたところにあらわれる。
ようするに自由とは、自分を取り巻く外部の何か解放されることではなく、
自分の内面にある欲望やその他もろもろの精神的なものから解き放たれる
ことである。

人間は、劇的で変化にとんだものほど魅力を感じ、心を動かされやすい。
そして単調なものほど軽視され、日常生活の中に埋没し、
気づかずに通り過ぎてしまう。

しかし、日々繰り返す単調で平凡なことこそ、人間が気づかなくては
いけない真理がひそんでいる・・・・と。

「平々凡々」  「凡事徹底」  「日々是好日」  「吾唯足知」  「唯我独尊」
私の手帳に書いてある言葉です。

いかに、毎日、心しずかに、過ごせるかですな。

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七回忌追福・六代目松喬リスペクト兄弟会

2019-05-06 17:15:25 | 笑福亭松喬一門



七回忌追福・六代目松喬リスペクト兄弟会

元々は5カ月1日の公演だったのが、
ハガキが来たので直ぐにメールで申し込んだのですが
既に完売と松喬さんから直々のお電話。
「急遽、5月6日の追加公演決めましたけど、如何されますか」と・・・。
「即、お願いします」と、松喬さんの生声も聞け、がっかりが喜びに・・・。
こんなファンを大事にする細かいフォロー大切ですな。


心斎橋・角座
またしても、B1F、地下もぐりが好きですな。


満員御礼
約百人でいっぱいですか。

一、笑福亭松五・・・・・・・「平林」

いつも「平林」、読むときに悩むんですが、「たいらばやし」なんか「ひらばやし」なんか・・・
どちら「いちはちじゅうのもくもく」とは読みませんが・・・
落語のお題は符丁なんで、「たいらばやしか、ひらりんか、・・・・・」の
あの「たいらばやし」ということなんでしょうな。
ベテランの域に達する松五さんの「平林」、
のどかに感じる味のある一席でおました。

二、笑福亭松喬・・・・・・・「近日息子」

勢いたっぷりの松喬さんの「近日息子」。
あの
言い間違いしても謝らんのを責め立てるところ、いつ聞いてもおもしろおますな。
そのとこ、そのとこ。そこいら、そこいら。おもろ、おもろ。
でも、松喬さんのは、どこか、ちょっと品がおますな。

どっしり、構えた中に、おもしろさが濃縮した松喬さんの「近日息子」でおました。

三、笑福亭生喬・・・・・・・「百年目」

よろしおましたな。
「百年目」、師匠のを彷彿させる、やはりお弟子の生喬さん。
旦那の由来で諭すところ、あそこでキマリですな。

商売の厳しさと、人使いの機微がわかる、器の大きさ、
やるかぎりは、あれぐらい大旦那になりたいですな。

四、笑福亭生喬・・・・・・・「手水廻し

これもまた、師匠松喬さんの匂いがよくでた「手水廻し」。

雀々さんのは、頭の長い隣り村の市兵衛が主人公で、
頭を廻すところがハイライトですが、
生喬さんのは、商売熱心な親旦那と料理人の喜助の物語に。

情報がいまほど、行きわたっていない昔、言葉のいきちがい
「勘定板」といい、昔の旅館では色んな事が起きるんですな。

五、笑福亭松喬・・・・・・・「抜け雀」


小田原の旅館。
なぜか、小田原の匂いがしないのは、なぜ・・・・・。
志ん朝さんや、さん喬さん、さん生さん、の東京勢が粋に感じるのは私だけか。

名人噺、「ねずみ」「竹の水仙」など講釈ネタだと思いますが、
とすれば、講談の「鼓ヶ滝」に「陽明門の間違い」とか「正宗の婿選び」、
早く聴きたいもんですな・・・・。

でも、先代松喬のDNAは、形は違えど、まちがいなくお弟子さんたちに、いや
伝承芸の良さ、孫弟子の喬介さん、生寿さんにも脈々と伝えられていますな。

この、六代目松喬リスペクト兄弟会、是非続けてもらいたいもんでおます。

七回忌追福・六代目松喬リスペクト兄弟会
2019年5月6日(祝)14:30開演

DAIHATSU 心斎橋角座


一、笑福亭松五・・・・・・・「平林」

二、笑福亭松喬・・・・・・・「近日息子」
三、笑福亭生喬・・・・・・・「百年目」
仲入り
四、笑福亭生喬・・・・・・・「手水廻し」
五、笑福亭松喬・・・・・・・「抜け雀」

三味線・・・はやしや薫子、  笛・・・松五、  鳴り物・・・生寿

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「南天 雀喜の奉祝!令和落語会」・第五夜

2019-05-05 05:15:25 | 南天(こごろう)の会
「南天 雀喜の奉祝!令和落語会」・第五夜


ツギハギ荘
玄関に掛かっている、ポストスタンド、かわいいですね。



今日も満員のお客様❗

二階の吹き抜け天井
天井が無くて、屋根まで吹き抜け。
解放感あって、よろしおま・・・。
左に見えるのは、小さなロフト。

一、桂華紋・・・・・・・・・・「打飼盗人」

盗みに入った盗人から、煙草はせびるは、私の家に入ったのも何かの縁
質屋に入った道具箱を出すのに金をせびる、ついでに仕事に行くのに裸では・・
と、着物も出すのにあと少し、挙句の果てに滞納している家賃の半分だけでも・・と。

言葉巧みに、金を引きだすのは、話術そのもの。
華紋さん、お上手・・・・この噺、師匠文華さんの十八番ですもん。
「近日息子」「仔猫」「ねずみ」「猿後家」あたり、華紋さんで聞いてみたいですな。

二、桂雀喜・・・・・・・・・・「引越しサバイバル」


引っ越しあるある、ばなし。

引っ越しした先で、トイレットペーパーが無い、スプーンが無い、
ここでは、爪切りが無い。

引越ししたパッキンでなかなか開けないものもありますな、
我家でも、今の家に引越しして22年、三階のロフトには開けず
そのままのパッキンが、二個、三個、ありそうです。

「断捨離」、時間がなくて、体は一つ、本はドンドン増えて行きますが、
幸い病気をして20㎏痩せて、昔の服はブカブカ、
戻るとかと期待して置いてましたが、もう二年半・・
戻った時はそのときで、去年の年末からドンドン捨てに・・・。

箪笥とラックがスッキリと、使わない食器も気に入って普段使ってるもの
だけにして、・・・・シンプル生活へスタートしかけてます。

まあ、嫁さんだけには、我が身、「断捨離」されんように気つけんとあきまへんな。

三、桂南天・・・・・・・・・・「胴乱の幸助」

喧嘩の仲裁が大好きな胴乱の幸助さん、
仲裁迄いかずとももめごと好きな方ちょいちょい居られますな。

ここにでてくる「お半長」、文楽で「桂川連理柵」見に行きまして、
「長右衛門」「仏の繁斎」「後妻のおとせ」「連れ子の儀兵衛」
「貞女のお絹」 「信濃屋のお半」、皆の役どころ、よう解りましたで・・・。

「胴乱の幸助」と「算段の平兵衛」、「猫の忠信」、「猫の災難」、「猫の皿」。
この頃、名前を思い出すときごっちゃになりますな・・・。

ああ、浄瑠璃教えるお師匠さん、南天さん、男のお師匠さんで・・・。
そう言えば、師匠の南光さん、今浄瑠璃にはまっているとかで、
そのつながりでおますか・・・・?

コーナー・・・・・・・・・・・「南天のレアグッズ抽選会」


本日のコーナーは南天さんのレアグッズの抽選会。
商品は5つ・・・35人に5つ、七分の一の確率、当たればラッキーですな。
○枝雀師匠作製のオリジナルTシャツ。
○南天襲名の時の、扇子と手拭
○南天さんの最近売りだした大きなタオル。
○演目を書きとめる、落語日記風のノート(既に絶版)。
◎襲名のお祝いの高額の方へのお返しの手頃な大きさの菓子鉢・・・
欲しかったですな。
(立杭風の外が素焼き、中が肌色で、藍色で南天が書かれていましたな)

次回は、オークションでもして欲しいですな。

「南天 雀喜の奉祝!令和落語会」・第五夜
2019年5月5日午後7:00開演
ツギハギ荘

一、桂華紋・・・・・・・・・・「打飼盗人」
二、桂雀喜・・・・・・・・・・「引越しサバイバル」
三、桂南天・・・・・・・・・・「胴乱の幸助」
コーナー・・・・・・・・・・・「南天のレアグッズ抽選会」

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「南天 雀喜の奉祝!令和落語会」・第四夜

2019-05-04 18:18:18 | 南天(こごろう)の会

「南天 雀喜の奉祝!令和落語会」・第四夜

ツギハギ荘
初めてお伺いしましたが、なかなか解りにくい処に。


35人の満員御礼。
二階の会場天井高くて、案外気持ちの良い空間。

一、笑福亭呂好・・・・・・・・・「箒屋娘」

一日から七日まで、七日間連続の落語会。
今日選んだのには、評判の呂好さんの「箒屋娘」が聴きたくて・・・。

良かったですな。

最初に、主人公の若旦那、どこか藤山寛美さんのアホ役の様な、
一見アホみたいだが、真理をついていて周りの者を納得させる。

それと、付き添っていく、定吉のチョカぶりがおもしろい。
登場人物のキャラが際立つと、噺がキマリますな。

何度も聴きたくなる、呂好さんの「箒屋娘」
納得も得心の感動の一席でおました。

二、桂南天・・・・・・・・・・・・・「いたりきたり」

大師匠の枝雀さんの創作落語。

最初にあの有名なSR落語を紹介。
「流れ星」「インク瓶」「喋る犬」「アルバム」・・・・
私はあと「定期券」「手の温もり」が好きですな。
すべてシュール、ものの見方・・・普段決めつけて一方から見ているが、
反対から見れば・・・・物事には裏と表がある。

この落語も、表と裏があるよと、
ペットブームで珍しいペットを二匹飼っている友達、
ペットは「いたりきたり」と「出たり入ったり」の二匹、
エサと習性は「のらりくらり」と「ねたりおきたり」。
その、反対という友達に、「インフルエンザの注射打った」ではなく、
「注射打たれた」が正しいやろ、と、間でいう友達の説明がなぜか説得力がある。

オチは、気にいった友達が分けて貰うペットの名が、
「ねがったりかなったり」・・・・・・・哲学ですな。

こんな、ハナシ、好きでおます。
南天さん、この様な創作落語、続けて創って欲しいですな。

三、桂雀喜・・・・・・・・・・・・・「抜け雀」

雀喜さんが東北で手をついて、右手を骨折したハナシから、
手術してチタンの繋ぎを一年間入れてたそうですが、その取ったチタンを、
なんと、羽織の紐替りの繋ぎのペンダントに・・・お洒落ですな。

噺は「抜け雀」、どうしても小田原の宿というので、江戸落語の匂いが、
さん生さん、さん喬さん、さかのぼれば志ん朝さん。
粋で、二階の座敷も広間の広さと澄んだ空気を感じるのですが・・・・。

雀喜さん、失礼ながら、枚方か中書島辺りの宿に思えてしまう。

でもこの噺のオチ、「現在親にカゴをかかせた」・・・
解りにくくなりましたな。

コーナー・・・・・・・・・・・・・・「なぞなぞ大会」


毎日日替わりで、お楽しみの「コーナー」が、
本日は、「なぞなぞ大会」、お二人事前に考えてきたなぞなぞをお客さんが解く。
なんとなんと、当たれば豪華商品、“うまい棒”が貰える。

二問答えて、“うまい棒”貰いました。

そのなぞなぞは、落語に因んだもので、
「時うどんをしようとしたが、仕草がうまくいかなかった、なぜか・・・・。」
「上手な人の落語を聴きながら寝ると直ぐに寝れるというので、
CDをかけて寝たがなかなか寝れなかった・・・なぜか」
答えは「センス(扇子)がなかった」と「マクラ(枕)が無かった」です。
当たれば、いくつ何十になっても嬉しいもんでおますな。

あと「みかんとリンゴとバナナを載せたトラックが右に急カーブを曲って落としたものは・・・・」、「ひらがなとアルファベットがお見合いしたら、どうなったか」
など、12問ほどなぞなぞが、童心にかえって楽しめましたで。

明日は、華紋さんの登場、南天さんは「胴乱の幸助」でおます。

「南天 雀喜の奉祝!令和落語会」・第四夜
2019年5月4日午後7:00開演
ツギハギ荘

一、笑福亭呂好・・・・・・・・・「箒屋娘」
二、桂南天・・・・・・・・・・・・・「いたりきたり」
三、桂雀喜・・・・・・・・・・・・・「抜け雀」
コーナー・・・・・・・・・・・・・・「なぞなぞ大会」
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土佐屋・和泉中央~2019.05.04

2019-05-04 13:28:31 | うどん・蕎麦・そうめん

土佐屋・和泉中央~2019.05.04
☆☆☆☆

前回、ゴルフのレッスンの帰りに一人で食べて美味しかったので、
今日は嫁さんを誘って、再訪。


土佐屋・和泉中央店

本店は堺にあるらしい、


肉うどん+きつねのトッピング

好みの肉うどん、たっぷりのお肉に今日はきつねのトッピングを。
あと100円プラスで、二つ玉に出来たんですが、一つ玉で充分。

でも、次回は1.5玉に挑戦ですな。


肉混ぜうどん

嫁さんが食べた、人気NO1のメニュー、肉まぜうどん。
ごまラー油か韓国風味付け・・・。

嫁さんは嫌がりますが、
夜におでんと一品料理そしてうどんすきかもつ鍋で、味わいたいですな。
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神田松之亟 in 京都ミライマツリ2019

2019-05-03 11:11:11 | 浪曲・講談・漫才
神田松之亟講談会in南座
 ~京都ミライマツリ2019


京都四條  新南座


京都ミライマツリ2019



新南座開場記念

オープニングはこの花道から松之丞さん登場。

松之丞さん、一人で、三十分、一時間、一時間、の長丁場。


一、神田松之丞・・・・・・・・「源平盛衰記より扇の的」

まずは、六代神田伯山襲名のご挨拶、来年2月に決定。
襲名までの紆余曲折の流れを・・・・
今の松之丞をいただいた時も、多少戸惑いがあったとか・・・。

伯山六代と、講談では六代目と、目を付けなくて、
亡くなって初めて目をつけると・・・・。

最初の演目は「扇の的」。
やはり、便利なネタというだけあって、講談聴く機会の少ない私でも
三回目の出会い・・・与一が跨いで乗り入れる馬の足並みと、
嘶く声だけで拍手がくる。

筋が解らず、ドキドキしながら聞き進めるのも楽しいが、
解かっていて安心して、話しっぷりに聞き惚れるのも良し。

矢より早い語り口に惚れる、松之丞さんの「扇の的」の一席でおました。

二、神田松之丞・・・・・・・・「怪談乳房榎」

名人・三遊亭圓朝作の長編怪談噺、圓朝さん若くしてトリをとるようになって
やっかみもあって得意ネタを前でドンドンされて、それではと自分でつくろうと、
「芝浜」「死神」「鰍沢」、そして「牡丹灯籠」「真景累ヶ淵」今日の「怪談乳房榎」の怪談噺の名作が生まれた。

今回は、木ノ下歌舞伎の主宰者、木ノ下裕一氏が補綴された台本によるとか、
でも通常の講談での演出がどのようなものか解らないだけに、どう変わったのか
評価しようがありませんな・・・辛い。

結構私怖がりで、敢て怪談噺避けてきたのですが、講談では大事なジャンルの一つ、この「乳房榎」が始まると、会場の照明が落ちて暗めに、高座だけがくっきりと浮かびあがる。

でも殺されたのは、絵師の菱川重信、男だけに幽霊、亡霊になってもさほど怖さはなし、やはり幽霊は女性、それも美女、松喬(三喬)さんではないですが、幽霊は美女で痩せていなければ、肥えてぶさいくなのははそれは単なる化物だと。

師匠の松鯉さんが得意の怪談噺が五つ、これから追々聴いてみたいですな。

三、神田松之丞・・・・・・・・・・「中村仲蔵」

落語では、よく聴く噺で、師匠や恋女房が登場するが、松之丞さんは、仲蔵が一人で考え一人で悶々と悩む。
いづれにしても。門閥に固められた封建的な歌舞伎の世界。名門以外には出世の道がとだされている世界。そこで、中村仲蔵が。「忠臣蔵」の五段目の定九郎役で、大当たり、1766年(明和3年)9月の市村座とあるので、実際あった話を元にしているらしい。

でも、芸事というのは、どの時代にも進化、革新が必要なんですな。
まあ。これって、芸事に限ったことではありませんが・・・・。

次回、狭山で、松之丞さんの独演会があるようで、
これもまた、馳せ参んじなければでおます。

ああ、なんと幕が下りてから拍手が鳴りやまず、
カーテンコールが、演芸では初めてです・・・・凄い。

神田松之丞 講談会 in 京都四條 南座
2019年5月3日(金・祝)午前11:00開演
京都四條 南座

一、神田松之丞・・・・・・・・「源平盛衰記より扇の的」
二、神田松之丞・・・・・・・・「怪談乳房榎」
三、神田松之丞・・・・・・・・「中村仲蔵」

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饂飩 和暢・本町~2019.05.02

2019-05-02 13:14:15 | うどん・蕎麦・そうめん

饂飩 和暢・本町

 

和暢・WA-CHOと読みます。

肉うどん

 

 

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イーハトーブの数式~大西久美子

2019-05-01 05:06:07 | 本の少し
 ☆☆☆

新鋭短歌シリーズ20の本。

短歌というのは、最後にはそのひとなり、そのひとの生活環境が滲んでくるものです。
短歌の指導をうけている牛先生が、短歌には季語はありませんが、
しいて言えば、“私”そのものが、季語ではないかと、名言ですな。

短歌を詠みだして、一番最初に抵抗あったのが、
自分の思いが丸裸になることでした。

でも、気が付かない自分の奥の想いとじっくりはなしができるよい機会と
思ってから、短歌が身近に感じるようになりました。

数学に関する仕事に就かれているようで、論理と情緒の相反する要素が、
短歌の中で、化学反応しているようで楽しい。

例によって気にいった短歌を紹介

はじめから結論をもってゐるらしい父の主治医はわたしを見ない
読みさしの岩波文庫が置いてある父の書斎にまた冬が来る
もぎたてのレモンのやうにかをるだらうあなたの選ぶ夏の絵はがき
むづかしい数式みたいに連絡のつかないきみのメールアドレス
開いたら袋の中で割れてゐる鳩サブレーのまるいおなかが
伸びてゐる自分の影の先端に触れることなく上る坂道
ほどけない結び目みたいにややこしい味でありしか小倉トースト
コーヒーの香りをデスクに置いたまま朝までひとりの余白に眠る
一度だけハンドルネームが暴かれてほんとのわたしを見せてしまった

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