ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

船場で落語~第2回・雀五郎と呂好~

2019-05-30 21:39:22 | 笑福亭呂好


船場寄席


船場で落語~第2回・雀五郎と呂好~

呂好さんはもちろん、気になる雀五郎さんが聴きたくて、二人会に・・・。

一、桂雀五郎・・・・・・・・・・「短命」

久しぶりですが、あの飄々さは健在、ええ味でおますな。
押すでもなく、引くでもなく、噺自体を淡々と進められるが、
それだけで、充分おもしろい、落語本来のおもしろさ、王道を突き進む、
雀五郎さん、「ねずみ」、のしっとり噺、「佐々木裁き」、「馬の田楽」など
子供が出てくるのもおもしろそう、是非どこかで聴きたいもんですな。

二、笑福亭呂好・・・・・・・・「長短」

今や、十八番とも云える「長短」、「近日息子」と同じように気の短い、
いらちのキャラクター、おてのもの・・・声の大きさで恫喝(笑い)。

久しぶりに呂好さんの「江戸荒物」、聴きたくなりましたな。
熟成5年、どう変わっているのか、確かめたいですな。

三、桂雀五郎・・・・・・・・・・「宿替え」

大師匠の枝雀さんを彷彿させる、まずは風呂敷広げて、
荷物を入れるところからじっくりと・・・。

釘を打ってから、お隣さんへお伺いするところも飄々味たっぷり。
次回は「高津の富」、「子の1365番」読み上げるところ、どんなふうか
今から楽しみですな。

四、笑福亭呂好・・・・・・・・「箒屋娘」

GWに聞いてから、たて続けに呂好さんの「箒屋娘」。

よろしいな、若旦那といい、定吉といい、娘さんといい、
すべてのキャラが立っている・・・この饅頭ほうばる定、好きですな。

呂好さんの云う、昔の松竹新喜劇での寛美さんのあほぼん。
世間とはづれているが、持っている心はピュア。
この若旦那、良いお嫁さんをいただいて、良妻賢母。
奥さんの後ろ盾もあって、良い旦那さんになっていくんでしょうな。

でも、良い嫁さんと出会うのも、運だけではなく、
本人がもっている人間性がもの言うですな・・・・。

船場で落語~第2回・雀五郎と呂好~
2019年5月30日(木)午後7:00開演
船場センタービル・「船場寄席」
一、桂雀五郎・・・・・・・・・・「短命」
二、笑福亭呂好・・・・・・・・「長短」
三、桂雀五郎・・・・・・・・・・「宿替え」
仲入り
四、笑福亭呂好・・・・・・・・「箒屋娘」


お見送りの雀五郎さんと呂好さん
(丁度このとき携帯が電池切れしたので、この写真、
落語仲間からラインで送って貰いました、ありがとさん)

次回
第3回・船場で落語~雀五郎と呂好~
2019年7月31日(水)午後7:00開演

桂 雀五郎 「高津の富」 他一席
笑福亭呂好  「青菜」          他一席
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする