ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

本手打そば 夢打庵・門戸厄神~2023.11.23

2023-11-23 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
本手打そば 夢打庵・門戸厄神~2023.11.23

“おろしそば”

門戸厄神寄席の前に寄るのが楽しみになった“夢打庵”さん。自宅からのバスの時間が一時間に一本なのと、今日はプロ野球の優勝パレードで梅田は混んで
そうなので、早めに出て阪急百貨店と紀伊國屋さんに寄って買い物。
すると門戸厄神に着いたのが11時すぎ、そのまま“夢打庵”さんに入ると一番のお客さんで、店内は清々しい。

寒いので温かいものと思いながらも、やはり蕎麦の風味を味わいたくて“おろしそば”を。美味しい蕎麦のコシとスルリ感の微妙なコラボ。美味しい、美味しい、蕎麦でおます。

そして蕎麦のあとは、蕎麦湯で割って、ほっこりした時間を・・・。
 
 
 
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暮しを楽しむ 四季の大和言葉~車浮代

2023-11-23 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆☆

岸城の短歌会では上手に大和言葉を使ったり文語で格調高く、かっこよく詠われる方が居られて憧れてしまう。私はいたって現代短歌の口語でまるっきり正反対の世界にいるんですが、なぜかやわらかい響きと美しさには日本人の心をくすぐる何かがあって、是非短歌の中で詠みたいものです。

そこで、刺激を求めて手にしたのがこの本・・さて、どれだけ、活かせるのか。
【春】はるめく、みずぬるむ、うららか、まどろみ、のどか、はなえみ、ほころぶ、かぐわしい、かすみ、はなびえ、はなぐもり、したためる、つづる、
【夏】あおば、たなびく、くさいきれ、もゆる、かげろう、うつせみ、こいほてる、はかない、あまだれ、なつざしき、くずきり、みずかげ、なみのあや、【秋】きりひとは、くさもみじ、おちばぶね、たわわ、すずなり、いわしぐも、たそがれ、しじま、ほしづきよ、あきのか、おちあゆ、ふゆじたく、
【冬】こはるびより、かえりばな、いてばえ、すむ、ふゆがすみ、しもびより、つきさえる、いてぐも、しわす、おおつごもり、ことほぐ、おみき、わかみず、ひあし、はるどなり、したもえ、ふくらすずめ、

このなかで、ひとつでも使って詠んでみたいですな。




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放哉の本を読まずに孤独~せきしろ

2023-11-22 06:06:06 | 本の少し
 ☆☆☆☆☆

せきしろさんの言葉のマジックは、尾崎放哉さんの言葉から始まる。

放哉さんの自由律俳句
・雨の傘たてかけておみくぢをひく
・昼寝起きればつかれた物のかげばかり
・葬式の幕をはづす四五人残って居る
・ハンカチがまだ落ちて居る戻り道であった
・なんにもない机の引き出しをあけて見る
・するどい風の中で別れようとする
・切られる花を病人が見てゐる
・淋しい寝る本がない
・春が来たと大きな新聞広告

せきしろさんの自由律俳句
・空っぽの巣箱を覗いていた
・雪解けて去年の落葉が現れた
・古本に挟まっていたレシートが思ったより古くなく
・砂を吐くアサリが静かだ
・老犬を追い越さない老人
・色増えて薄着
・壊れた傘持って不自由だ
・横断旗入れが空っぽの過疎
・ゴミを捨てに行くサンダルが小さい
・ひとつは赤飯のおにぎりにした
・誰もいない午後茹でたとうもろこしがある
・焼き鳥屋の煙の中歩く通学路
・薪を割っていた祖父の年齢に近づいている
・みくじ棒が出てこなかった時点でもう
・コンビニで名物買って急げ
・みんないるみんな
・大人たちの顔はもう赤い

こんな言葉を紡ぎたいですな・・憧れます。




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ごまめ自家製うどん・1030~2023.11.21

2023-11-21 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・1030~2023.11.21

“きざみうどん”

あっさり目と思いながら、濃い目の甘めの出汁できざみうどんを。この頃、ネギの代わりに水菜を入れるのがお気に入り。美味しい竹輪とともに、からりと焙った薄揚げを載せての一杯、美味しくいただきましたで。
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ごまめ自家製パスタ・1029~2023.11.20

2023-11-20 12:12:12 | パスタ・焼きそば・皿うどん
ごまめ自家製パスタ・1029~2023.11.20

“茄子のトマトスパゲッティ”

茄子としめじとしいたけを入れたトマト味のスパゲッティを、ナポリタン風に仕上げる。茹でたての麺なのでふやけておらず、さらりとしていてほど良くソースに絡みこれはこれで旨い。具沢山のナポリタンというとこでしょうか。
あとコクで言えば、逆にケチャップを足すぐらいでしょうか・・・。
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ひとりだと感じたときあなたは探していた言葉に出会う~若松英輔

2023-11-20 10:10:10 | 本の少し
 ☆☆☆

ことばに関する本だと思っていたら、読んでいるうちにどこか宗教じみてきた。それもそのはず。もともと立正佼成会の機関紙「やくしん」に「ことばの深淵」として連載されていたものとか。

なかなか生きかたについての“ことば”がちりばめられている。
・愛されないから愛せない。私たちは誰かを愛することができなくても、自分んを愛することはできる。まずは自分を愛することから始めなければ・・。
・冬はたしかに寒さを引き連れてやってくる。同時に音もなく、姿のないかたちで。
・つまらないから あかるい陽のなかにたってなみだを ながしていた
・思い、想い、恋い、願い、惟い、念い、すべて「おもい」と読む。
・人間のその一番深い奥の方にある気持の動きは、ほんとうは言葉では表せない。言葉というものは、案外不完全である。
・「生きる」とは「活かされて在ること」だと感じる。
・人間が最も生きがいを感じるのは、自分がしたいと思うことと義務が一致したときだ。
・涙によって、悲しみと喜びは、深いところで、分かちがたくつながっているのでは・・・。
・幸運と幸福は必ずしも同じではないし、成功と幸福も同義ではない。
・「老い」という文字には「老いさびる、ふるい」のほかに「なれる、すぐれる」という意味がある。・・えっへん。
・仏教の「五眼」とは「肉眼」「天眼」「慧現」「法眼」「仏眼」である。
・死と向き合うとき、死が「貴い」のは、そこには、他の人に見えない勇気が必要である。逝く者は皆、勇者である。
・疲れたとき人は、美しいものを求める。
・「あたまの使い方」や「からだの使い方」は、学校や職場でも学ぶことができる。しかし、「いのち」とは何かを考えること、「いのちの使い方」を体得することはほとんどない。

「いのち」はたいせつにしなければ・・・・。



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笑福亭伯枝独演会~2023.11.19

2023-11-19 19:19:19 | 和泉ワンコイン&笑福亭伯枝
笑福亭伯枝独演会~2023.11.19

今日は伯枝師匠の独演会、存じあげてるお顔もちらほらですが、独特の雰囲気の客席で、二階席までの満員御礼。

一、桂二豆・・・・「ろくろ首」
まずは、二豆さん。この前聞いたのが「やかん」、その時も感心したがどっしりとした達者な高座。入門して五年目でこれだけ喋れるとは・・・。二乗、二葉、そして二豆さん。米二一門今や米朝一門の中の新勢力ですな。

二、笑福亭伯枝・・「淀川」
マクラで、角座、浪花座時代の音曲漫才さん、かしまし娘、フラワーショー、ちゃっきり娘、横山ホットブラザーズ、暁伸・ミスハワイ、宮川左近シュー、などテーマミュージックとともに紹介。そして、漫才さんからは寛太・寛大さん「ちょっと待ってね」そして「三年目のちょっと待ってね」を思い出しながら熱唱。良いですな、昭和の寄席が味わえましたな。

シュールな噺で、江戸では「後生鰻」で赤ん坊を川へざぶーんですが、「淀川」では嫁さんをざぶーん。まだマシと思える私は何・・・。お坊さんも信心が過ぎますと、何も口にできなくなりますな。「精進料理」上手なもの、こしらえましたな。

三、桂三象・・・・「踊り」

お隣は同じ落語教室で初めて生落語を見られるというので、「ちょっと刺激的ですが落語問よりは色物で・・・」と、やはり白塗りで登場された三象さん。
独特のトークのあとは、お馴染みの藤あや子さんの「紫雨情」の歌にのって艶やかな踊り。・・寄席は、落語会は、こんなんもん、ありでおます・・・。

四、笑福亭伯枝・・「谷風情け相撲」

八百長がまかり通った時代のお噺。興行とスポーツって際が難しいですよね。
相撲取りって体型からか、悪い奴はいなくて皆良い奴に思えてしまう。人情味あふれる一席にほっこり。

五、笑福亭伯枝・・「禁酒関所」

そして最後は、笑福亭十八番の酒ネタ。「禁酒関所」、二升もの酒を二人で飲み空けた門番。ぐでんぐでんに、でも今日の伯枝さん、まだ酔い足らんように見えたのは、三席のお疲れか逆に終演が近づいてきたからなのか・・。

熱演の三席、大いに楽しませて貰いましたで・・・。

笑福亭伯枝独演会
2023年11月19日(日)午後6:00開演
天満天神繁昌亭

一、桂二豆・・・・「ろくろ首」
二、笑福亭伯枝・・「淀川」
三、桂三象・・・・「踊り」
四、笑福亭伯枝・・「谷風情け相撲」
中入り
五、笑福亭伯枝・・「禁酒関所」
  糸・はやしや律子、お茶子・東杏子




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はらぺこあおむし~エリック・カール

2023-11-19 09:09:09 | 本の少し
☆☆☆

可愛らしい絵本。カラフルで可愛いあおむしさん。
こんな絵本、孫にでも読んであげたいですな。
この絵本なら、女の子ですか・・・・。
どんどん、夢がふくらむ、絵本です。





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第228回・和泉ワンコイン寄席~2023.11.18

2023-11-18 16:16:16 | 和泉ワンコイン&笑福亭伯枝
第228回・和泉ワンコイン寄席~2023.11.18

恐るべき、米輝さん、鋭気がみなぎってました。詳細は後日。

一、桂福留・・・「看板の一」
何となく、味のあるマクラを。落語は「看板の一」。生粋の東京落語。大阪へは米朝さんが持ってきたとか。でも、隠居の親分のカッコ良さがこの噺のキモですな

二、桂米輝・・・「二十四孝」
米輝さんの立ってのマクラが秀逸。常にどうすれば、おもしろくなるのかと考えている結果。その思考、料理法、切れ味最高。
そして噺はレアな「二十四孝」。王祥の鯉、孟宗の筍、郭巨の子ども、呉猛の蚊帳、の話をして親孝行とは・・・。米輝きさん、聞きごたえのある噺ありがとさんです。

三、笑福亭伯枝・「平の陰」
六代目松鶴と鶴志さんがダブってくる伯枝さんの「平の陰」。喋り間だけで進める落語。こんな噺は10年やっても、私には到底むりですな。でも、この笑福亭らしい噺、憧れますな。

明日、19日は繁昌亭で「伯枝さんの独演会」でおます。

第228回・和泉ワンコイン寄席
2023年11月18日(土)午後2:30開演
和泉シティプラザ3階

一、桂福留・・・「看板の一」
二、桂米輝・・・「二十四孝」
三、笑福亭伯枝・「平の陰」

次回の第229回和泉ワンコイン寄席は、12月16日(土)。
ゲストは笑福亭円笑さんと月亭希遊さんです。



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ごまめ自家製うどん・1028~2023.11.18

2023-11-18 12:12:12 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・1028~2023.11.18

“きのこ入りけいらん”

寒いので、けいらんうどんを。少しさびしいのでしめじを炊いてから始める。でもこのあんかけのキモはおろし生姜ですな。ちょっと多すぎたとおもったんですが、この刺激が身体をホカホカと刺激しますな・・・これからあんかけの季節が始まりますな。
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笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・32~2023.11.18

2023-11-18 10:10:10 | 和泉ワンコイン&笑福亭伯枝

笑福亭伯枝のおもしろ落語講座・32
2023年11月18日(土)

新しいネタの6回講座の二回目、白木さんはお休みで5人での受講でした。

喰亭平目・・・・「つる」・・落語初めてと言いながら達者な江戸弁。
堺家きなこ・・・「道具屋」・・もう八割がた出来上っています。
善哉亭あずき・・「昭和任侠伝」・・もう、任侠もあずきさんの世界に。
入船屋さくの丈・「芝浜」・・・あの大ネタを、コンパクトに。
散歩亭ごまめ・・「ハンカチ」・・新作落語に初挑戦。

第一回《笑泉・わくわく寄席》
来る12月17日(日)開催
和泉シティプラザ・三階和室

この、落語講座の受講生、卒業生が10人が集まって、落語倶楽部を立ち上げて、「笑泉・わくわく寄席」として自主公演を開催いたします。
是非旗揚げ公演に皆様お越しくださいませ、心よりお待ちしております。


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ごまめ自家製うどん・1027~2023.11.17

2023-11-17 13:13:13 | うどん・蕎麦・そうめん
ごまめ自家製うどん・1027~2023.11.17

“しっぽくうどん”

昨晩の豚汁うぃ活かして“しっぽくうどん”を。大根、人参、蓮根、ごぼう、里芋、さつま芋、こんにゃく、薄揚げと野菜たっぷりで温かく、冬にはもってこいの一杯。ほんま身体の芯から温まりましたで・・・旨い。
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じじぃは蜜の味~財津和夫

2023-11-17 07:07:07 | 本の少し
☆☆☆

じじぃだけが」知っている。じじぃの冷や水。じじいは思い出す。じじいが見た夢。じじい咲く。じじぃの大仕事。じじぃが愛する故郷と動物。じじぃ最前線。著者の財津和夫さん1948年生まれで私の4歳上。

ということは、私も正真正銘のじじぃ。日頃じじぃとの意識は一切なかったのですが、そうなんです。私はじじぃなんです。これからは、大いにじじぃを意識して自慢しながら暮らしてみようと・・・。

来年は、72年目の干支の辰年がやってきます、そこで「じじぃ元年」と宣誓しようと・・・今から、楽しみです。


 
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ごまめ自家製らーめん・1026~2023.11.16

2023-11-16 12:12:12 | ラーメン・冷麺・ちゃんぽん
ごまめ自家製らーめん・1026~2023.11.16

“豆もやしらーめん”

豆もやし一袋入れた、具沢山のらーめん。豆もやしって炒めても炒めても、しんなりしなくて最後まで歯応えがあって最高。旨いです。


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日本人の心、伝えます~千玄室

2023-11-16 06:06:06 | 本の少し
 ☆☆☆☆

裏千家の前家元の千玄室さんが、今の日本を憂い、お茶を通じて日本人の心を伝えてくれる。

例えば「わび・さび」については。「わび」とは「正直に慎み深く、おごらぬさま」と、「さび」とは、「人に認められよう、褒められようと思うのではなく、己を省みて慢心しない姿勢だ」と。すなわち慢心しない心の美しさが「わび」、古びた味わいに美を見出すのが「さび」だと・・・。

そして、いくつ何十になっても、“食わず嫌い”は人生を狭めます。
求めなさい。そうすれば、与えられる。
探しなさい。そうすれば、見つけられる。
門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。
誰でも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。
(イエスの言葉)

年年歳歳 花相似たり
歳歳年年 人同じからず
枯れてなお、古木に花を 咲かせることができます。

千玄室さん、1923年生まれ御年百歳、お元気でご活躍でおます。




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