安浦・野呂川河口の河津桜

　初夏を思わせるような陽気が続きます。山陽路で咲き始めていた河津桜がこの陽気で一気に開いてしまっているのではないかと思いつつ、呉市から東広島市の瀬戸内海沿岸の育成地を訪ねました。
　最初にご紹介するのは、呉市安浦町中央の野呂川河口部の河津桜の並木です。今回初めて訪ねましたが、平成24年11月に地元の人達と小学生が植えた樹が10年余の年月を経て見事な桜並木に成長しています。この日は7～8分咲きと言った感じの最も美しい頃合で、地元の人達の数グループが花見の宴を開いておられました。ここには、河津桜と八重桜が植樹されており、ソメイヨシノが散った後には、八重桜の並木も楽しめるようです。〔3月10日(金)〕

↓　野呂川河口部の左岸に見事な河津桜の並木が続きます！

↓　見頃となった桜の花の下で、ご婦人のグループがお花見とお喋りを楽しんでおられました。

↓　このところの陽気に押されて河津桜はほぼ満開の最も美しい頃合でした。

↓　平成24年(2012年)に植樹した記念碑が建てられていました。世間に広く知られる立派な桜並木として成長して行って欲しいものです。

↓　この日は靄と黄砂で霞がちな天候でしたが、それにも負けない立派な咲き様でした！

↓　散策の人の姿もありました。隣接した浄化センター前には駐車スペースもあり、今は静かな散策が楽しめます。

↓　野呂川の左岸に桜並木は続いています。ここは実成新開と呼ばれる埋立地とのことで、その護岸に植樹されています。

↓　野呂川の河口部を見渡しました。野呂川が牡蛎いかだが浮かぶ三津口湾に流れ込んでいます。

↓　青い野呂川の水面と桜のピンクがいいコラボレーションを醸しています。

↓　対岸の鉄工所のクレーンがランドマーク的に桜並木の上に立ち上がっていました。

↓　平日の昼下がり、訪ねて来る人がポツリポツリと続いていました。

↓　道路を挟んで安浦浄化センターの敷地が広がっています。

↓　桜並木の後背の高い山は野呂山です。野呂山はこれからソメイヨシノで彩られます。