修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

大原野神社~洛西散策

2019-10-31 06:03:14 | 散歩道

 京都駅からJR京都線で長岡京駅へ。そこで学生時代の友人達に会い、在京の友人の案内で洛西の大原野巡りをすることとなりました。先ずは大原野でも最も西北端にある大原野神社へ。桓武天皇が長岡京遷都(784年)を行った頃に、藤原氏が奈良春日神社の分霊を遷し祀ったのがこの神社の始まりと伝えられています。今もその頃の佇まいが感じられる景勝の地です。〔10月27日(日)〕

↓ 大原野神社拝殿です。この奥に一間社春日造りの社殿が4棟並ぶ本殿があります。


↓ 駐車場に車を停めて、側面から境内にアプローチする形になりました。

 ↓ 境内にある鯉沢の池です。奈良の猿沢池を模して造られた池と言われています。カキツバタや水連の花が咲く頃には美しいようです。

↓ カエデ並木を抜けると拝殿前にでます!

↓ 拝殿にて参拝。

 ↓ 春日大社の分社ゆえか、拝殿前には狛犬ならぬ狛鹿(神鹿)が安置されています。向かって右側にこの雄鹿、反対側に雌鹿が配置されています。

 ↓ 拝殿前から見た境内の佇まいです。

 ↓ 参道は素晴らしいカエデ並木です。ここは京都でも穴場的な紅葉の名所のようです。紫式部が氏神様として敬った神社の紅葉も見てみたいものです。

↓ 清和天皇産湯の清水と伝えられる「瀬和井」(せがい)。古来歌枕として数多の歌に詠み込まれて有名なようです!

↓ 参道の樹々はやや色付き始めといったところか!?


東寺参拝~京都

2019-10-30 09:37:49 | 散歩道

 半年ぶりに京都を訪ねました。朝早い新幹線に乗り京都駅着、友人に会うまでに時間があったので、京都駅に近い東寺に参拝しました。空海(弘法大師)ゆかりの真言宗の根本道場とされる大寺院です。国宝も多く、古都京都文化財の構成資産として世界遺産にも登録されています。〔10月27日(日)〕

↓ 東門(慶賀門)から境内に入ると京都のランドマークとされる東寺五重塔が瓢箪池を囲む緑地の先に見えてきました。

↓ 東寺のまたの名は「教王護国寺」。門前に石柱が立っていました。


↓ 多くの観光客が出入りする東門(慶賀門)。

↓ 拝観料を支払って境内内部に入ると堂々とした堂宇群が並んでいました。いかにも密教寺院といった威厳に満ちた雰囲気でした。

↓ 最初に現れたのは「講堂」。建物は国の重要文化財に指定されていますが、その内部に21体の立体曼荼羅が安置されています。

 ↓ 講堂内に安置された立体曼荼羅です。21体の像のうち16体が国宝、残り6体は重要文化財に指定されているといいますから驚きです。堂宇の中は写真撮影禁止で、この写真はネットから拝借しました。

 ↓ 立体曼荼羅の中心となるのは大日如来。真言宗ではこの大日如来が世界の中心と考えられています。大日如来の右側に安置されている国宝・金剛波羅密多菩薩は修理のために本年末までご不在とのことでした。

↓ 講堂の後方に建つ入母屋造りの大きな建物は国宝の「金堂」。内部には東寺ご本尊の薬師如来像が安置されています。

↓ 東側出入口前から眺めた金堂の側面です。

 ↓ 金堂の南面には立派な裳階(もこし)が付いています。

↓ 金堂内に安置されている薬師如来像。右に日光菩薩、左に月光菩薩が従っています。いずれも国の重要文化財です。これらの写真もネットから拝借しました。

↓ 正面から見た薬師如来像です。

 ↓ 薬師如来像の台座には十二神将が彫り込まれています。

 ↓ 京都のランドマークとも言える国宝・五重塔。826年弘法大師の創建着手に始まり、4度の火災で焼失し、現在の塔は1644年徳川家光の寄進によって竣工したと伝えられています。高さ54.8メートル、木造としては日本一高い建物です。

↓ 五重塔の内部は平生は公開されていませんが、この秋は初層内部が特別公開されており、多くの拝観者が訪れていました。

↓ 外からも初層内部を覗くことが出来ました。内部の須弥壇に金剛界四仏と八大菩薩が祀られ、天柱には往年の彩色の跡が認められました。

↓ 本坊(庫裡)前の門を潜って弘法大師を祀る大師堂(御影堂)を訪ねました。

 ↓ 大師堂(御影堂)は修復工事中でネットに包まれ、内部に入ることも出来ませんでした。

 ↓ 南大門。明治年間に前の門が消失したので三十三間堂から移築されたといいます。国の重要文化財。

 ↓ 東大門(不開門)。新田義貞に攻められた足利尊氏がこの門を閉めて難を逃れたという故事が残っています。

 ↓ 瓢箪池越しに見た五重塔。この日の午後は綺麗に晴れましたが、訪ねた頃は厚い曇空で、塔が映えず残念!

 ↓ 瓢箪池、植え込み越しに金堂、講堂の甍の屋根が望めました。


ツワブキ咲く縮景園は冬支度

2019-10-29 08:48:11 | 散歩道

 所用で広島市内に出掛け、用件の間に2日前に松の木に「こも巻き」がなされた縮景園に立ち寄りました。園内のあちこちでツワブキ(キク科ツワブキ属)が満開で、移りゆく季節の歩みを暫し楽しみました。〔10月26日(土)〕

↓ 冬に備えて園内に340本ほどあるというアカマツとクロマツに二十四節気の一つである「霜降」の10月24日(木)に菰が巻かれました。

↓ 一方で、園内のあちこちでツワブキが咲き誇っていました。

↓ 「こも巻き」をされた松の木と満開のツワブキのコラボレーションです!

↓ 秋らしい天の高い一日、青空やランドマークの跨虹橋などが濯纓池(たくえい)に映り込んでいました。

↓ 悠々亭の周りのモミジが微かに色づいてきていました。

↓ 「こも巻き」がなされた遊歩道の松並木!

↓ 秋の日に照らされて咲くツワブキの花!

↓ 早速に冬支度のされた松林の周りでもモミジが微かに秋色に変化してきていました。

↓ 満開のツワブキの花です。


温室内はワンダーランド~広島市植物公園

2019-10-28 06:34:00 | 散歩道

 広島市植物公園を見るには小一時間という時間はあまりにも短すぎました。最後はローズガーデンから大温室に入り、一気に通路を歩き下って公園を後にしました。ごく短時間ながらも温室の中はいつもながらにワンダーランドでした。〔10月25日(金)〕

↓ ベゴニア温室のベゴニアはいつもながらに見事に咲き揃っていました。

↓ オオベニウチワ(アンスリウム・アンドレアナム)(サトイモ科アンスリウム属)。南米から来た植物です。賑やかに咲いていました。

 ↓ ハワイの大ぶりなハイビスカス(アオイ科フヨウ属)です。

 ↓ ナンヨウザクラ(トウダイグサ科タイワンアブラギ属)はいつも温室のどこかに咲いています。

 ↓ ソーセージノキ(ノウゼンカズラ科ソーセージノキ属)の実を見ることが出来ました。

 ↓ パパイヤの実が熟れてきているようです。

↓ カトレア(ラン科カトレア属)のコレクションは今回も見事に咲いていました。

↓ コチョウラン(ラン科コチョウラン属)が群落のように咲いていました。

 ↓ やはりバオバブ(アオイ科バオバブ属)に会わずでは帰れません・・・・、今回もご挨拶!


広島市植物公園を歩く

2019-10-27 03:25:22 | 散歩道

  佐伯区内で用件がありその空き時間を利用して広島市植物公園に立ち寄りました。小一時間しか滞在出来ませんでしたが、先ずは広い園内をざっと歩いて色鮮やかな秋の花々を見て回りました。〔10月25日(金)〕

↓ いつも綺麗に整備されている正面階段通路です。

↓ グリーンを基調にした植え込みです。ついアイルランドの景観を連想してしまいました・・・・!?

↓ 植物公園らしいハロウィンの見事なデコレーションです!

 ↓ ホウキギ(コキア)(アカザ科ホウキギ属)がピンクに変化してきました。

 ↓ 園内の樹々もわずかながらも色付いてきた感じです!

 ↓ 森のレストラン前の広場のコスモスが満開です!

 ↓ 花壇でパキスタキス・ルテア(キツネノマゴ科ベニサンゴ属)が満開でした。

 ↓ ダリア(キク科ダリア属)もカラフルに咲いていました。

 ↓ フレンチマリーゴールド(キク科タゲテス属)が色あい豊かに咲いていました。

 ↓ ローズガーデンは秋咲きの薔薇に彩られていました。

 ↓ ローズガーデンから宮島を眺望しました!