所用で東区スポーツセンターに行く妻を送った足ですぐ近くの不動院(広島市東区牛田新町)を訪ねました。よく手入れがなされた境内は夏とて涼やかでなかなかに気持ちの良いところです。広島市内では珍しい国宝の金堂を始めとする建造物を見て歩くのも楽しいものです。〔6月27日(日)〕
↓ 楼門を潜ると先ずは国宝の不動院金堂が姿を現します。
↓ 不動院金堂の側面です。この涼やかな姿が大好きです。不動院は現在は真言宗の寺院ですが、天正年間に山口から移築されたこの建物は禅宗様式です。
↓ 楼門、金堂の二つの建物が並ぶ威容には圧倒されそうです!
↓ 金堂の裏手に紫陽花が咲いていました。
↓ 均整の取れた美しい建物です。1945年8月の原爆の惨禍にも被害を受けず、被災者の収容に使用されたと聞いています。
↓ 境内の一番奥まったところにある不動堂です。日常の法要はこの建物で行われているようです。
↓ 不動堂から参拝者の話し声が漏れてきていました。昼下がりの長閑な時間でした。
↓ 不動堂前に安置された不動明王像です。智證大師の作で、豊太閤念持仏と伝えられています。
↓ 境内の中ほどに建つ禅宗様の軒を持つ鐘楼です。中に納められた高麗様式の銅製梵鐘と共に国指定の重要文化財です。
↓ 不動院への入口に当たる楼門です。国指定の重要文化財の禅宗様の二重門です。
↓ 楼門への参道にアガパンサス(ユリ科アガパンサス属)が咲いていました。
↓ 境内に配置された放生池(ほうしょういけ)越しに不動院金堂を眺めました!
↓ 石橋が影を落とす放生池。
↓ 放生池の中島の岩の上で大きなスッポンが昼寝中でした。
↓ スッポンと共存するミドリガメも甲羅干しを決め込もうとしていました。
↓ ヒメヒオウギズイセン(アヤメ科ヒオウギズイセン属)も放生池に影を落としていました。