9月21日(土)
晴天でやや暑い日となりましたが、三瓶山を環状縦走してきました。西の原~扇沢~子三瓶~孫三瓶~大平山~女三瓶~男三瓶~西の原というルートを約7時間かけてのゆっくりとした山行でした。草紅葉にもまだ早い時節でしたが、山頂近くや西の原などの草原ではススキの穂が出揃って、遅い時間での山行もあって、夕暮の逆光に銀色に輝くススキの大海原を目にすることが出来て感動のフィナーレを迎えることが出来ました。
【写真↓】男三瓶山頂直前の避難小屋近くのススキの原を抜けて山頂に急ぐ。
【写真↓】西に傾いた陽光を浴びて銀色に輝く男三瓶山の南斜面。
【写真↓】男三瓶山頂西側のススキの海原越しに遥か大江高山の火山群を望む。
9月18日(水)
彼岸を控えて墓掃除に四国へ。そうすると、昨年も訪ねた松山市窪野町北谷の彼岸花の群生がもう咲いているとの情報を耳にしました。計画では来週末に訪ねることを考えていましたが、今年の花期は例年比少し早い模様です。早速に訪ねてみました。
【写真↓】群生地は標高350メートルほどの北谷集落の奥の傾斜面に拡がっています。平日にも拘わらず、多くの来訪者の姿がありました。
【写真↓】満開の時期はまだ先のように思えましたが、早咲きの一角などはもう十分に満足出来る咲き具合でした。地元の方の話では、この時期の花が最も美しいとのこと。
【写真↓】群生地の中を小さな渓流が流れていますが、今年も僅かばかりの水量でした。
【写真↓】茎の間からアップで覗くと、なかなかに活きの良い咲きっぷり。
【写真↓】桜の樹の下に群生が拡がっています。この辺り一面が満開になれば、一際艶やかな雰囲気になることでしょう。
【写真↓】広い斜面を歩いてみると、幾段もの群落を形成していました。
9月9日(月)
前日から四国に滞在し、広島へ帰るこの日秋の花が咲き始めている皿ヶ嶺をちょっと駆け足で歩いてきました。登山道で最も目立ったのはハガクレツリフネ(ツリフネソウ科)でしたが、暦も9月に入って、期待していた本格的な秋の花々も咲き始めていました。
【写真↓】竜神平にはオタカラコウ(キク科)がきれいに咲いていた。
【写真↓】竜神平に立派に咲いていたアキノキリンソウ(キク科)。
【写真↓】登山道脇に一輪だけシコクブシ(キンポウゲ科)が咲いているのを見付けた。
【写真↓】レイジンソウ(キンポウゲ科)は登山道の広い範囲で咲き始めていた。
9月5日(木)
1週間振りに晴れたこの日、早い秋の景色に逢いに安芸大田町にある深入山(1,152.7m)を訪ねてみました。草地のこの山に多い花々は、予想した通りにもう夏の花から秋の花へと交代していました。花はともかく、久し振りに見る青空は、あくまでも高く爽やかで、つい先日まで続いていた酷暑を完全に忘れさせてくれました。秋が訪れた深入山から見る景観は、いつになく大きなものでした。
【写真↓】南登山口から仰ぎ見る深入山の上の空は驚くほどに高いものでした。
【写真↓】ススキの繁る深入山の山肌は柔らかい秋の日差しを浴びていました。