修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

麗しき里山の散策路~白鳥山

2012-12-17 20:56:13 | 山歩き

12月16日(日)

  ちょっと長い里山の散策路を歩いて初冬の一日を過ごそうと東広島(西条)の白鳥山(524.7m)を歩いて来ました。分厚い落葉の絨毯を敷き詰めた素晴らしい縦走路が待っていてくれました。山歩きを終えた後は、酒の都の目抜き通りへ。ここでは美味い名酒が待っていてくれ、これまた楽しいひと時と過ごすことが出来ました。

【写真↓】白鳥山山系のピークに建つ白鳥神社。日本武尊(やまとたけるのみこと)の化身の白鳥が降り立ったこの山の頂に祀られたという。 20121216_047

【写真↓】西条の街への長い尾根筋にはフワフワの落葉の絨毯の道が続いていた。22

【写真↓】尾根筋に眺望は殆どなかったが、唯一の展望所からは野呂山方面が望めた。32

【写真↓】尾根筋の下部には美しい竹林を抜ける道もあった。20121216_113

【写真↓】市街地の下ると「酒蔵通り」が待つ。酒蔵での名酒の試飲も楽しいもの。20121216_144

【地図↓】この日の軌跡1216shiratoriyama


白猪の滝(愛媛県東温市)

2012-12-14 21:53:21 | 山歩き

12月14日(金)

  この週末も四国へ。暫く寒い日々が続いていたので、氷瀑で有名な白猪の滝(しらいのたき)に立ち寄ってみました。凍り付いていることは期待していませんでしたが、滝の周りには薄らと雪も積り、滝も凍り始めており良い雰囲気になってきていました。今冬は、何とか凍り付いた白猪の滝を見に行きたいと思っています。

【写真↓】滝壺下から白猪の滝を見上げる。白猪の滝は高さ96メートルの2段の滝です。20121214_093_7

【写真↓】下段の岩盤が凍り始めていました。厳冬期にはこの岩盤全体が凍てつくとのこと。20121214_020

【写真↓】一段目の滝壺から流れ出た水が二段目に落ちます。ここはまだ凍っていません。20121214_062

20121214_067【写真↓】滝壺に落ちる二段目の滝。滝壺の周りには雪が積もっていた20121214_067_2


冠雪した皿ヶ嶺(1,278m)を歩く

2012-12-07 21:32:54 | 山歩き

12月7日(金)

  寒波に覆われた日本列島。北日本は荒れ模様の天気となり、西日本も真冬のような冷気に包まれました。朝に広島を発ってこの日も四国へ。昼過ぎに所用を済ませてから、皿ヶ嶺を歩くべく風穴まで車で上がってみると、風穴直下から上が雪に覆われていました。まだ10㎝にも満たない積雪ではあったものの、ここ皿ヶ嶺で今年初めての雪中行となりました。
  ひとつ悲しいお知らせです。風穴の近くに自生していたクマガイソウの株がすっかり盗掘されてしまったとのことです。もう来年からここでは見ることが出来ません。実に腹立たしいことです。心ある方なら、是非ともあった所に返して欲しいものです。
                           

【写真↓】周りの岩海が雪をかぶった風穴。20121207_013_14

【写真↓】稜線上に上がって、雪に覆われた尾根道を山頂へと向かった。20121207_061_2

【写真↓】午後の遅い時間ではあったが、山頂直下の日陰にまだ霧氷が残っていてくれた。20121207_118_3

【写真↓】遅い時間ゆえに登山者の姿もなく静かな皿ヶ嶺山頂。足跡を見れば、平日ながら多くの登山者があったことが分かる。ここまでの間に、4組のグループと行き違った。20121207_125

【写真↓】山頂直下のビューポイントからこの日は石鎚連山を仰ぎ見ることが出来た。20121207_143

【写真↓】11月にボランティアの手で竜神平の湿原保全作業が行われ、数か所に簡易丸太堰が設置されたとのことです。多様な花々が咲き誇る湿原が復活することを願いたいものです。20121207_175

【地図↓】この日の軌跡1207saragamine


北三方ヶ森(977.6m)

2012-12-01 06:46:55 | 山歩き

11月30日(金)

  北三方ヶ森という名の四国の山を歩いてきました。今治と松山を山越えで結ぶ国道317号線の最高点の水ヶ峠トンネルがその下を抜けている山です。「三方」とは、この山が合併前の松山市、北条市、越智郡玉川町の三市町の境界線上にあり、それら三地域を流れる石手川、立岩川、蒼社川の各河川の水源の山であることから名付けられたようです。山の名に「森」が入っているのは、いかにも四国です。このところほぼ毎週末に通る水ヶ峠トンネルを走りながら、一度その上の山にも登っておこうという話になり、この日挙行することとなりました。

【写真↓】登山口の木地奥林道登山口。他にも登山ルートは沢山ありますが、このルートが半日でこの山域を理解するには最も良いかなと思って選んでみました。20121130_003

【写真↓】峠までは谷間を登って行きます。その道は石畳の道でした。かつての松山と今治を結ぶ街道の名残りなのでしょうか?滑りやすいのが難点でした。20121130_008

【写真↓】水ヶ峠。松山側からは峠の直ぐ下まで林道が延びて来ていました。登山道(四国の道)はここで右折をして長い尾根筋を辿ることとなりました。20121130_023

【写真↓】尾根歩きの前半は、長い階段登りに苦しめられました。先ず水ヶ峠からの取り付きが百段を超える階段、ついで写真のここは何とニ百段を超えていました(数えたところ216段ありました)。このルート随一の難所と言えるかと思います。四国の道のルート故でしょうか、このほかにも各所に同様の階段が整備されていました。20121130_039

【写真↓】尾根筋の道の殆どは、自然林と植林の間を行く落ち葉の絨毯がふんわりとした歩き易いところでした。縦走路ゆえにアップダウンがあるのは仕方ないことですね。20121130_042

【写真↓】杉や桧の大植林地の中を抜けて行くのもこのルートの特色かも知れません。杉の折れ枝が散らばる林床ですが、しっかりした踏み跡とテープがあり迷うことはありませんでした。

【写真↓】北三方ヶ森の山頂です。植樹林に囲まれており展望は北の玉川、今治方向しか開けていませんが、この日は山頂部がガスに覆われておりその眺望も得ることが出来ませんでした。登山口からの所要時間は2時間半でした。下山は来た道を折り返しました。20121130_064

【地図↓】この日の軌跡1130kitasanpo