7月24日(火) 昨年5月21日付の本ブログで紹介させて頂いた安芸高田市桂にある上中農園さんからエンジェルストランペットの花が咲き始めたとの連絡を戴きました。500本のエンジェルストランペットが咲き始め、今週には最初の見頃が来るのではないかとのことです。花期はこれから秋にかけてで、8月、9月、台風が来なければ10月も楽しめるそうで、9月、10月には夜間のライトアップも行われます。500本のエンジェルストランペットの花がどれ程のボリュームか・・・、なかなか想像がつきませんね。ここは一度現物を見てみることをお奨めします。
【↑写真↓】今見事に咲いているエンジェルストランペット。上がスアウェオレンス、下がザンセツという種類だそうです。エンジェルストランペットの正式名はブルグマンシア、中南米・インドが原産地で、ナス科キダチチョウセンアサガオ属の花です。
昨年もご紹介したように上中農園さんはヤマアカガエルの産卵場を保護されており、山々から産卵のために下りてきた親蛙がここで産卵し、おたまじゃくしから蛙になった2世がまた山に還って行くそうです。エンジェルストランペットが咲き始めた7月は、もう殆どが蛙となって山に行ってしまい、産卵場は寂しくなっているとのことです。6月の産卵場の池は凄い数のおたまじゃくしだったようですよ!
【写真↑】今わずかに上中農園の産卵場の池に残ったヤマアカガエルのおたまじゃくし。仲間の殆どは蛙になって山へ還って行ってしまった。ヤマアカガエルは山の上で生活し、下界には産卵期しか下りて来ないという不思議な蛙のようです。
【写真↓】6月の産卵場の池は、かくも夥しい数のヤマアカガエルのおたまじゃくしだったようです。
(写真提供:日光さん)
「銀杏」、この漢字は何と読むのでしょうか? 「イチョウ」を漢字変換するとこの字です。また「ギンナン」を漢字変換してもこの字です。「ギンナン」のなる木が「イチョウ」ですが、どちらも漢字で書くと「銀杏」です。
前書きが長くなりましたが、広島平和公園を散策していて、園内に植えられているイチョウの木を見上げると、その枝に既にたわわにギンナンが実っていました。まだギンナンらしい形になっただけで、これから徐々に稔っていくのだろうと思いますが、枝に付いたその数を見ると、この秋にはギンナンは豊作となること間違いないようです。
【写真上】枝にたわわに実ったギンナン。
【写真下】広島平和公園内にあるイチョウの並木。ここにギンナンが実っている。