10月11日(水)
好天に恵まれた秋の一日、西日本最高峰の石鎚山を歩いてきました。山頂部のアケボノツツジの紅葉はピークを過ぎていましたが、山頂直下では広葉樹が色付き始めており、ひと足早い秋色の山を楽しむことが出来ました。
土小屋からの登山道から見上げた石鎚山の東陵とそれに続く北壁。
北壁下の登山道から紅葉に彩られた矢筈岩とその先の北壁を望む。
紅葉した樹々越しに石鎚山に対面する瓶ヶ森を望む。
二の鎖小屋近くから逆光の中に屹立する石鎚山北壁を見上げる。
弥山山頂から最高峰の天狗岳を望む。
最高峰の天狗岳から弥山方面を望む。
天狗岳付近から南峰とそこから東に下る東陵を俯瞰する。
南峰からまだアケボノツツジの紅葉が残る墓場尾根へと下ってみました。
墓場尾根と呼ばれる理由が分かる露岩が険阻な尾根上に並んでいます。
尾根を下って露岩の上に上がってみました。
南峰に戻ってみると、東陵から土小屋方面にかけて北面の谷からガスが吹き上げてきていました。
下山は南峰から東陵ルートを採りました。荒れた踏み跡の続く難路で、下りに使うことはお勧めしません。それでも振り返れば、ガスの懸った山頂部と険しい東陵尾根がきれいに紅葉に彩られているのが見えました。
山にガスが懸ると一幅の絵画となります。矢筈岩を始めとする東陵の岩峰と真っ白なガスの織りなす景観は見事でした。