1月10日(土)~1月12日(月)
成人の日を含む3連休を利用して、山の会のメンバーと共に雪山実践登山で南八ヶ岳へ行ってきました。所期の計画では、赤岳鉱泉をベースにして、赤岳~横岳~硫黄岳を縦走する予定でしたが、縦走予定の中日の稜線上はガスに加えて強風吹き荒ぶ悪天候で、結局は赤岳に登っただけで縦走は断念しました。ただ、初日と最終日は天気も良く、冬の八ヶ岳の山域を楽しむことが出来ました。
美濃戸口からの長い登山道を赤岳鉱泉に向かいました。ここは堰堤広場付近、行く手に稜線部が見えてきました。
堰堤広場を過ぎると山道となり、雪の谷間の奥に大同心が覗き始めました。
美濃戸口から約3時間かかって赤岳鉱泉に到着しました。アイスキャンディが出迎えてくれました。
小屋の受け付けを済ませてから、近くのジョウゴ沢に出掛けました。手軽にアイスクライミングが楽しめるところで、早速に凍て付いたF1が現れました。
次から次へとアイスクライミングを楽しむグループがやって来て、F1を登って行きました。
我々はF1の下手の傾斜面を利用して、スタンディングアックスビレイの訓練を行いました。
1時間半程の訓練のあと、近くにあった小滝でアイスクライミングの真似ごとをして遊びました。
ジョウゴ沢から小屋に戻ってもまだ時間が早かったので、行者小屋に近い中山展望台まで行ってこの日は確実の望める山の眺望を楽しむことにしました。
中山乗越への登り口から見えた横岳西面の見事は眺望です。
大同心、小同心がピーカンの青空に浮かび上がっていました。
中山展望台まで上がると、眼前に阿弥陀岳~中岳~赤岳の大眺望が拡がっていました。
主峰・赤岳の威容です。
2日目は午前4時半過ぎに小屋を出て行者小屋を経由して文三郎尾根を採って赤岳へと登りました。登リ行くほどにガスに巻かれてきて眺望を失い、高度を上げるほどに烈風凄まじくなってきて、岩交りのリッジを抜けて赤岳山頂に何とか到達しました。手は冷たく、烈風の中でカメラを出す気力はまったく起きませんでした。山頂で何とか記念撮影を・・・とコンデジを出すも、カメラがフローズン状態でシャッターが下りません、仲間もカメラを出すも、皆同じ状態でした。そんなことから、残念ながら赤岳の写真は皆無。この時の山頂の気温は氷点下20度程で、烈風を受けた体感温度は氷点下30度といったところとのこと。早々に山頂を発って、営業している赤岳天望荘に入ることにしました。この天気では硫黄岳への縦走は無理と判断して、地蔵尾根を採って下ることにしました。下山しても時間がたっぷり余るので、赤岳天望荘でゆっくりと休養をとりました。
地蔵尾根を下って樹林帯に入る頃になってコンデジがワークし始めました。急峻な地蔵尾根を下方から撮ってみました。
地蔵尾根を下って行くと、下界はガスもなく視界が拡がっていました。美濃戸中山の先に美濃戸の谷間が覗いています。
地蔵尾根を下り切って行者小屋に出ました。
昼前には赤岳鉱泉に戻り、天候も不順であったので午後は酒盛りとなってしまいました。この日の夕食は赤岳鉱泉名物のステーキでした。
明けた3日目はもう下山の日。朝食を摂ってから前夜来の新雪を蹴って下山の途に就きました。
堰堤広場で、気持ち山を振り返ってみました。
落葉松の林を抜けると、間もなく登山口の美濃戸口です。
3日間の軌跡です。
成人の日を含む3連休を利用して、山の会のメンバーと共に雪山実践登山で南八ヶ岳へ行ってきました。所期の計画では、赤岳鉱泉をベースにして、赤岳~横岳~硫黄岳を縦走する予定でしたが、縦走予定の中日の稜線上はガスに加えて強風吹き荒ぶ悪天候で、結局は赤岳に登っただけで縦走は断念しました。ただ、初日と最終日は天気も良く、冬の八ヶ岳の山域を楽しむことが出来ました。
美濃戸口からの長い登山道を赤岳鉱泉に向かいました。ここは堰堤広場付近、行く手に稜線部が見えてきました。
堰堤広場を過ぎると山道となり、雪の谷間の奥に大同心が覗き始めました。
美濃戸口から約3時間かかって赤岳鉱泉に到着しました。アイスキャンディが出迎えてくれました。
小屋の受け付けを済ませてから、近くのジョウゴ沢に出掛けました。手軽にアイスクライミングが楽しめるところで、早速に凍て付いたF1が現れました。
次から次へとアイスクライミングを楽しむグループがやって来て、F1を登って行きました。
我々はF1の下手の傾斜面を利用して、スタンディングアックスビレイの訓練を行いました。
1時間半程の訓練のあと、近くにあった小滝でアイスクライミングの真似ごとをして遊びました。
ジョウゴ沢から小屋に戻ってもまだ時間が早かったので、行者小屋に近い中山展望台まで行ってこの日は確実の望める山の眺望を楽しむことにしました。
中山乗越への登り口から見えた横岳西面の見事は眺望です。
大同心、小同心がピーカンの青空に浮かび上がっていました。
中山展望台まで上がると、眼前に阿弥陀岳~中岳~赤岳の大眺望が拡がっていました。
主峰・赤岳の威容です。
2日目は午前4時半過ぎに小屋を出て行者小屋を経由して文三郎尾根を採って赤岳へと登りました。登リ行くほどにガスに巻かれてきて眺望を失い、高度を上げるほどに烈風凄まじくなってきて、岩交りのリッジを抜けて赤岳山頂に何とか到達しました。手は冷たく、烈風の中でカメラを出す気力はまったく起きませんでした。山頂で何とか記念撮影を・・・とコンデジを出すも、カメラがフローズン状態でシャッターが下りません、仲間もカメラを出すも、皆同じ状態でした。そんなことから、残念ながら赤岳の写真は皆無。この時の山頂の気温は氷点下20度程で、烈風を受けた体感温度は氷点下30度といったところとのこと。早々に山頂を発って、営業している赤岳天望荘に入ることにしました。この天気では硫黄岳への縦走は無理と判断して、地蔵尾根を採って下ることにしました。下山しても時間がたっぷり余るので、赤岳天望荘でゆっくりと休養をとりました。
地蔵尾根を下って樹林帯に入る頃になってコンデジがワークし始めました。急峻な地蔵尾根を下方から撮ってみました。
地蔵尾根を下って行くと、下界はガスもなく視界が拡がっていました。美濃戸中山の先に美濃戸の谷間が覗いています。
地蔵尾根を下り切って行者小屋に出ました。
昼前には赤岳鉱泉に戻り、天候も不順であったので午後は酒盛りとなってしまいました。この日の夕食は赤岳鉱泉名物のステーキでした。
明けた3日目はもう下山の日。朝食を摂ってから前夜来の新雪を蹴って下山の途に就きました。
堰堤広場で、気持ち山を振り返ってみました。
落葉松の林を抜けると、間もなく登山口の美濃戸口です。
3日間の軌跡です。