修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

ツルボと夕陽

2021-08-31 07:01:50 | 散歩道

 急ぎ足で愛媛へ行きました。到着した夕刻にいつもながらに重信川の河畔を散策しました。驚いたことには堤防上のあちこちにツルボ(キジカクシ科ツルボ属)が群落をなして咲き揃っていました。これだけの量のツルボが咲いているのを見るのは初めてのことでした。ゆっくりと堪能したいところでしたが、晩夏の太陽が西に傾いておりそんな時間は許されませんでした。ただ西日とツルボの共演だけはタップリと見ることが出来ました。〔8月29日(月)〕

↓ 重信川の堤防上の叢に群落をなして咲くツルボ!

↓ 田園風景をバックして咲くツルボ!

↓ 西に傾いた夕陽がツルボの群落を照らします。

↓ 目の前いっぱいをツルボの花が埋めます。こんな群生を見るのは初めてでした。

↓ 西の空で輝く夕陽!遥か15キロメートル離れた瀬戸内海の海面が黄金色に輝いています。

↓ いつの間にかツルボの花の輝きと夕陽の光が一体になっていました。

↓ 西の瀬戸内海の向うに沈まんとする松山平野の夕陽!

↓ 間もなく日没です!


太田川の落ち鮎漁を追って

2021-08-30 07:48:33 | 散歩道

 夏空を追っての夕刻の散策は太田川近くになって落ち鮎漁を追っての散策となりました。8月下旬のこの時期から秋にかけて我が家に近い太田川は落ち鮎を追う釣り人達で賑わいます。この日も街中から太田川堤防に沿った散策路に入ると川の中に鮎釣りの人の姿を見付けました。〔8月8月28日(土)〕

↓ 水量はまだやや多めですが、川の水は澄んできて落ち鮎の釣り人が太田川の浅瀬に見えるようになりました。

↓ ここは安佐大橋のすぐ下流部、アングラーの頭上の橋の上には渋滞した車列が続いていました。

↓ 広い河原はこのアングラーの独壇場でした!

↓ 堤防上を散策していると釣り船で漁に励む釣り人の姿を確認しました。

↓ 釣果あり! 釣果を舟まで引き寄せた瞬間のようでした!

↓ 角度を変えてみると、釣り船での漁もなかなかに大変なことが分かったように思いました。

↓ 最近ご近所の花壇でよく見掛けるこの花は、「アメリカハマグルマ」(キク科ハマグルマ属)のよう。

↓ 紫色のカタバミが民家の花壇に咲いていました。南米に分布する「オキザリス・トリアングラリス」(カタバミ科カタバミ属)のようです。

↓ 秋の七草のひとつのオミナエシ(オミナエシ科オミナエシ属)が見事に花開いていました。中心部のピンク系の花は遅咲きの紫陽花。

↓ 街にはランタナ(クマツヅラ科シチヘンゲ属)がもうあちこちに咲いています。

↓ エンジェルストランペット(ナス科キダチチョウセンアサガオ属)がもう咲く頃なんですね!

↓ 今山陽道などの高速道沿いで我が世の春を謳歌しているタカサゴユリ(ユリ科ユリ属)ですが、我が家周辺では名残りの花の趣で見事に紫色の筋を浮かせて咲いていました。

 


夏空の下の散策

2021-08-29 06:15:38 | 散歩道

 朝から待望の夏空の一日となりました。強い陽光は避けたいところですが、午後遅くなってその陽光の下に散策に出ました。それでも真夏のような強い拒絶感を感じることはなく陽光をより身近に感じることができました。季節は確実に進んでいます。〔8月28日(土)〕

↓ 涼を求める積りで矢口川の堰堤へと赴きました。豪雨時とはまったく様相が変わり、落下する水に涼が感じられました。

↓ 平生に比べてまだまだ水量は多めでした。飛び散る飛沫に迫力がありました!

↓ 堰の下の水の飛沫のように、頭上にはセンニンソウ(キンポウゲ科センニンソウ属)の群落が白くうねっていました。

↓ このセンニンソウは川岸の竹藪の笹の上に巻き付いて咲き誇っていました。今年は、実によくセンニンソウに出会います!

↓ ヘクソカズラ(アカネ科ヘクソカズラ属)が川岸の柿の木に巻き付いて咲いていました。

↓ その柿の木の実も随分と大きくなっていました。

↓ 柿の木と並んで実が大きくなってきた栗の木もありました。

↓ 青空をバックにキクイモ(キク科ヒマワリ属)の花が咲いていました。別名アメリカイモ、ブタイモ。

↓ ヤブミョウガ(ツユクサ科ヤブミョウガ属)の小群落を見付けました。茂みの奥に白い花が見えました。


通り雨のち晴、そして日の入り

2021-08-28 06:48:36 | 散歩道

 午後遅く散策に出ようとしていると俄かの通り雨、存分に雨を降らせた後は見る見る晴れ上がって快晴の空となりました。気持ちよく散策を続けていると早々に日の入りを迎え、残照に川面が黄金色に輝きました!〔8月27日(金)〕

↓ にわか雨の後、手の平を返すように快晴の空となり、白木山塊の上には積乱雲が立ち昇っていました!

↓ 広島イエス之御霊教会の上空は見事に真っ青でした!

↓ 街中の箱庭のような田圃の稲が花を付けていました。長雨などの被害がなく豊作となることを願うばかりです!

↓ オシロイバナ(オシロイバナ科オシロイバナ属)がまだまだ健在です。

↓ 晴天下の太田川、安佐大橋を仰ぎ見る!

↓ 一時より日の入りが早くなりました。もう日が西に傾いてきているという感じでした。

↓ 前日に出会ったカモの家族が何処かから戻ってきました。

↓ 西日とその反射光を受けながら、カモの家族は岸辺への上陸作戦を敢行しました!

↓ 闖入者に驚いたアオサギが草陰から飛び立って行きました!

↓ 広島アルプス北端のガガラ山に沈もうする夕陽が太田川の川面を照らしていました。

↓ 水嵩がいつもよりやや多く流れもきつい太田川の波頭が夕陽を反射します。

↓ ガガラ山への日の入り!

↓ 太田川残照


真夏の空再び・・・・!

2021-08-27 06:29:43 | 散歩道

 長雨から解放されて真夏の空が再び・・・・との筈と思っていましたが、今日の広島は夕刻近くまで前線に近い山陰と同じく曇空が大宗を占め、夕刻になってやっと青空が広くなってきました。それでも雨の心配の要らないことは身も心も軽くしてくれました。散策路に出てみると人や動物たちの活動も、またその景観も戻ってきた真夏のそれらと言えるものでした。〔8月26日(木)〕

↓ 真夏の花の百日紅(ミソハギ科サルスベリ属)がまだ健在です。逆光ながら曇天の空の一角にあった青空をバックにしてみました。

↓ 水位の低くなった太田川に流れ込む支流の流れも緩やかになってきました。

↓ 長い間姿が見られなかったカモの家族が太田川河畔の芝生の広場で寛いでいました。

↓ 久々の日向で、うたた寝を決め込むカモの家族でした!

↓ 太田川の水流も落ち着いてきて、鮎釣り人が戻ってきていました!

↓ 釣り人のいる川面に嵐が去った後の安堵感を感じました。良き釣果を祈りました!

↓ 全面がクズ(マメ科クズ属)に覆われた高い崖の上に夏空が戻ってきました!

↓ 葛の葉の間からイタドリ(タデ科ソバカズラ属)の花が伸びていました!

↓ イタドリの隣にはセンニンソウ(キンポウゲ科センニンソウ属)が群落をなして咲いていました。まだまだ健在です!

↓ 帰路にメイン道路脇でオオシロカラカサタケ(ハラタケ科カラカサタケ属)と思われるおおきなキノコを見付けました。大きく立派なキノコですが猛毒のようです!