修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

大山南壁直下の三つの沢の源頭部を歩く

2013-05-26 23:41:27 | 山歩き


5月25日(土)

  好天に恵まれた週末の一日、「山の自由人」の企画でメンバーと共に伯耆大山の南壁直下から発する三つの沢の源頭部を歩いてきました。三ノ沢からは源頭の槍ヶ峰に登り、更に最高峰の剣ヶ峰に足を延ばしました。この山域では登山者の姿も少なく、大山の奥山の厳しさ、ダイナミックさを存分に感じることが出来ました。

【写真↓】稜線部にやっと陽光が当たり始めた早朝6時少し前に三ノ沢の源頭部を登る我れらが面々。砂礫の道が終わると槍ヶ峰への急坂に取り掛かった。20130525_141_3

【写真↓】槍ヶ峰南峰への厳しい登りに取り掛かかる。20130525_233

【写真↓】槍ヶ峰に登頂後、最高峰の剣ヶ峰へと足を延ばした。剣ヶ峰に向けて主稜線を行く。20130525_277_4

【写真↓】最高峰剣ヶ峰(1,729m)で憩う。20130525_304

【写真↓】ニノ沢から屏風のように眼前に屹立する南壁を見上げる。20130525_391

【写真↓】ニノ沢右俣の源頭部にある右俣ゴルジュは、まだ分厚い雪に埋もれていた。20130525_415

【写真↓】ニノ沢左俣の源頭部は弥山の南側真下に当たる。

【写真↓】一ノ沢の源頭部の壁は脆弱なようで、落石の乾いた音が常に響き渡っていた。

【写真↓】一ノ沢右岸の高見から大山南壁を振り返る。20130525_576

【地図↓】この日の軌跡。0525daisen_3


四国に森のクマさんを訪ねる

2013-05-20 11:32:51 | 

5月17日(金)

  所用でこの週末も四国で過ごすこととなった。この日の朝、しまなみ海道の通勤割引を使って四国へ渡ったその足で、ネットで拝見した愛媛県久万高原町のクマガイソウを見に行ってみた。山林の持ち主がご自分の杉林の斜面でコツコツを努力を重ねられて株を増やしてきて今や驚くほどの群落となって地元のマスコミを通じて人々に知れるところとなったきたそうである。訪れたこの時にも、岡山からのグループを始め数組の訪問者の姿があった。いやはや皆さん度肝を抜かれそうな迫力に圧倒されていた。この花園を無人のまま無料で開放されていることにも感謝と共に驚きを感じた。

【写真↓】ヤマブキソウと共に斜面一面に拡がったクマガイソウの群落。20130517_072

【写真↓】全部の花が同じ顔をして同じ方向を見ているよう。壮観というほかない。20130517_085

【写真↓】満開で見事な咲き振り。20130517_064

【写真↓】歌声が聞こえてきそう!20130517_077

【写真↓】貴重な種である。一株一株大事に育ってもらいたいもの。20130517_022_2

【写真↓】シコクカッコソウの群落も拡がっていた。20130517_090

【写真↓】シコクカッコソウの花期はほぼ終わっていたが、まだ元気な株を捜してみた。20130517_001_2

【写真↓】エビネの株も育てておられた。20130517_045

【写真↓】クマガイソウとちょうど花期が合うようだ。20130517_009_4


カタクリの花咲く船通山(1,142.4m)

2013-05-06 05:41:54 | 

5月3日(金)

  多くの花が一斉に咲く春である。大型連休の後半に船通山のカタクリの花を訪ねる予定にしていたが、どうも一週間程前が花のピークであったらしいとの情報を頂いた。万事休すではあるが、他に手はなかったので予定通りにこの日に出掛けることとした。午前中は曇天であったが、登り始めた昼過ぎにやっと青空が見えるようになった。何とか頂上に着く頃には晴れ上がって、カタクリの花も頭を上げてくれることを祈願しながら登って行った。

【写真↓】今回は鳥取県日南町側から登ることとした。20130503_025_3

【写真↓】登山ルート沿いにも沢山の花が咲いていた。これはそのうちのイチリンソウとタチツボスミレのコラボレーションの一枚。20130503_057

【写真↓】山頂広場の外縁を彩るカタクリの群生。満開を少し過ぎた頃だろうか。20130503_245

【写真↓】カタクリの花は、やはりこのアングルの写真が1枚は必要か!20130503_164

【写真↓】島根県側の山頂直下の亀石コース・鳥上滝コースの分岐付近の群生も美しい。20130503_212

【写真↓】こちらの群生は、午前中の曇天の影響かまだ下向きのものが多かった。20130503_359

【地図↓】この日の軌跡軌跡


ヤマシャクヤク咲く峰

2013-05-03 23:54:02 | 山歩き

4月29日(月)

  例年は5月に入ってから開花の情報が寄せられる十種ヶ峰のヤマシャクヤクが今年はもうかなり開花しているとの便りに背中を押されて出掛けてきました。昨年から大々的に世間に公開されたここの自生地は一段とグレードアップされ、神角八幡神社の隣には広い駐車場が出来て大勢の登山者の来訪を迎える態勢が整っていました。神社の境内では地元の特産品の販売も行われていました。自生地に入ってみると、思っていた以上に開花しており、地元の方の話では今が最も美しい時とのことでした。今年は花の株も多く、花に傷みがなくて、近年にない豊作のようです。連休後半には満開の時を迎えて、また山は賑わうことでしょう。

【写真↓】登山口に立つ案内図20130429_253

【写真↓】見事に開花したヤマシャクヤク20130429_105_2

【写真↓】三輪の揃い踏み20130429_106_5

【写真↓】地元の方々のご努力で通路にロープが張られて自生地はガードされている。20130429_163

【写真↓】ブナ林に拡がるヤマシャクヤクの自生地20130429_140

【写真↓】開花していても、まだ新鮮な花ばかりでした。20130429_184

【写真↓】山上から登山口の神角(こうづの)を俯瞰する。20130429_197_2

【地図↓】この日の軌跡0429togusagamine