週末の天気予報には愛想を尽かしたかった。予報が当たらず、山行の絶好の機会を逸する結果となってしまった。そんなことから、月曜日が出番となった。県北は雪模様なので、南部のそれも1月3日に続いての宮島とした。幾つかある在庫ルートから、今回は三ツ丸子ルートを採ることにした。
【写真↓】広島大学宮島自然植物実験所近くから入山し、羊歯の繁る険阻な谷間を遡って到達した大江山からこれから行く三ツ丸子の山並みを望む。
【写真↓】大江山山頂から南に目を遣ると、大きな翼を広げたような岩船岳が聳えていた。前面に広々とした大川浦に流れ込む谷間を擁して威風堂々としていた。
【写真↓】三ツ丸子手前の無名のピークから北東方向を望むと、前峠山・焼山・弥山のピークがきれいに並んでいた。駒ヶ林が焼山の陰になって見えなかったが、これは宮島の山としては絶景であると思う。
【写真↓】 縦走路の先に重畳として続く宮島の峰々のピーク群。このルートは宮島の名峰を眺望する絶好の所である。
【写真↓】三ケ丸子から大川浦、御床浦の沖に浮かぶ牡蠣筏を鳥瞰する。峰々だけでなく、時折周囲の大きな眺望が開けるのもこのルートの魅力である。
1月9日(月) 成人の日
休日の一日、出雲の日御碕とかつての北前船の寄港地・鷺浦を訪ねてきました。経島のウミネコと遊び、時間の止まったような集落を歩き、暫しの非日常の時間を過ごすことが出来ました。
【写真↓】柱状節理の断崖の上に立つ日御碕灯台。日本一の高さを誇る灯台であるのは周知のこと。
【写真↓】日御碕に近い海辺に浮かぶ経島(ふみしま)はウミネコの繁殖地として有名。現在は営巣を前に栄養の摂取時期のようで、夕刻に餌を求めて海に出るまで島に滞在して、時折一斉に飛び立つ情景は迫力がある。
【写真↓】日御碕の東方約5㎞に日本海岸にある鷺浦の集落。かつて北前船が寄港した浦という。
1月3日(火)
新年三が日も3日になって、やっと初詣に出掛けることが出来ました。例年通りに宮島へ。先ずは厳島神社に参拝をして、あとは島内の山中にある社寺にお参りしながらの登り初めとしました。参拝した社寺は数多、登った山は弥山(535m)と前峠山(423m)の2座だけでしたが、ちょっとしたロングウォークとなりました。
【写真↓】博奕尾コースからやや霞んだ江田島、能美島方面を望む。
【写真↓】弥山を後にして、御山神社を経由して大聖院の奥ノ院に詣でました。
【写真↓】奥ノ院からは前峠を経由して前峠山に登りました。前峠の山頂部からは宮島の南側半分を占める峰々を望むことが出来ました。