4月28日(土) 春の大型連休の初日、今は庄原市となった比婆東城を訪ねて千鳥別尺のヤマザクラと多飯が辻山(おおいがつじやま・1,040.3m)に遊びました。見事に晴れ上がった標高600メートルを超える高原は、下界の五月のそれとはまた異なる若々しく新鮮な薫風が吹き渡る空の下にありました。そんな爽やかな空の下の景観のスナップです。
【写真↑】塩原地区にある多飯が辻山への登山口は標高600m余でまだ若葉が萌え始めたばかり。萌黄色の枝先の上に大空が拡がります。
【写真↓】多飯が辻山山頂付近からの東城町小奴可、加谷方面の俯瞰です。左の木の陰の山は猫山(1,195.4m)、中央やや右は鳶ノ巣山(1,143.8m)です。鳶ノ巣山の先には、岩樋山(1,271m)・道後山(1,268.9m)の稜線が覗いています。
【写真↑】東城町千鳥別尺の空を泳ぐ鯉幟。標高650m程のこの地には広島県指定天然記念物の樹齢400年のヤマザクラ(幟竿右下)などの花木が満開でした。
【写真↓】晴れ上がった空の下、千鳥別尺のヤマザクラ近くにはレンギョウが咲き誇っていました。
4月26日(木) 見事に晴れ上がった青空の下、やや暑いほどに気温は上がったものの、薫風吹き始めた広島の平和大通りを散策した。潤沢に植え込まれた樹々は新緑の季節も迎え、今は眩しいほどに黄緑色に輝いている。そんな中で、紅い花房をつけたベニバナトチノキの樹が通りのあちこちで風に揺られている。これは広島にフラワーフェスティバル(FF)がやってくることを告げてくれる花でもある。新緑の真っ只中での紅色は人々に深い印象を残す花である。
【写真上】FFの準備が進む平和通りに見事に咲いたベニバナトチノキ。青空や高層ビルの景観にもマッチする花木でもある。
【写真下】この樹は、欧州原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)と北米原産のアカバナトチノキの交配種で、街路樹として多く植えられているという。