修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

四国カルスト・天狗高原に夏の名花を訪ねる

2016-07-27 15:39:26 | 山歩き

7月22日(金)

 大川嶺に遊んだ後まだ時間があったので、同じ四国カルストではあるが南に31キロメートル離れた天狗高原まで足を延ばしてみました。ここは愛媛・高知県境の海抜1400メートルほどの石灰岩の露岩(カレンフェルト)の広がる天空の避暑地で、ヒメユリやハンカイソウなどの名花が咲いています。

長駆して足を延ばしたのは、ハンカイソウの群落とこのヒメユリに会うためでした。

ハンカイソウの一大群落もこの山域の見どころのひとつです。

カルスト学習館の庭にこんな立派なヒメユリが咲いていました。

石鎚山に近い高知県の高峰・手箱山で発見されたというテバコマンテマの花も咲いていました。

アサギマダラがこの植物の葉の裏に卵を産みつけるというイケマの花です。

早咲きのキレンゲショウマが一輪だけ花を開いていました。

草原に入れば、ヒメユリと共にこのツリガネニンジンなど多くの山野草が咲いていました。

標高の高いところ故、まだカキランが咲いていました。

立派なホタルブクロも草原を飾っていました。

夕刻近くになってカルスト台地に霧が流れてきました。

天狗高原

地芳峠14:45――15:00カルスト学習館15:38――15:40ハンカイソウ群落15:41――15:43駐車場・・・・見晴台・展望台(ヒメユリ)・・・・駐車場16:05――16:15地芳峠

山行の詳細はHP「一歩入魂」でご覧ください。
   http://www.chacoandmonk.sakura.ne.jp/2016/0722tengukogen.html

 


夏の花繚乱~四国カルスト・大川嶺

2016-07-26 15:58:27 | 山歩き

7月22日(金)

 四国での一日、山上の涼風を求めて四国カルストの大川嶺を歩いてきました。緑の稜線うねる大眺望に夏の花の繚乱、大川嶺が忘れ難い夏の山となりました。

シモツケソウ咲く尾根を大川嶺へと向かいました。

尾根筋に咲くイブキトラノオ越しに山域の大眺望を楽しむ。

これは何と! イブキトラノオの大群生に遭遇!

ツリガネニンジンも咲き始めていました。

大川嶺山頂から石鎚山塊を遠望しました。

大川嶺から下った鞍部から山域の最高峰・笠取山を見上げました。

笠取山への小ピーク上で見事なイブキトラノオとシモツケソウのコラボレーションが見られました。

夏の花の群落広がる尾根越しに美川嶺方面を望む

大川嶺を望む小ピークの斜面で夏の花々を楽しむ。

イヨフウロ(シコクフウロ)もあちこちに咲いていました。

笠取山への上りで出会ったシモツケソウとツリガネニンジンのコラボレーション

笠取山から四国カルスト天狗高原方面を遠望する。

大川嶺を巻く車道を辿って下山の途に。

この日の軌跡です。

大川嶺分岐点11:03・・・・11:25大川嶺(1,525.0m)11:30・・・・12:18笠取山(1,562.0m)(昼食)12:48・・・・12:59水無林道登山口・・・・13:44大川嶺分岐点

山行の詳細はHP「一歩入魂」でご覧ください。
    http://www.chacoandmonk.sakura.ne.jp/2016/0722ookawamine.html

 


涼風吹き渡る高嶺~掛頭山・霧ヶ原湿原

2016-07-24 17:52:25 | 山歩き

7月19日(火)

 梅雨明けを迎えた日の翌日、下界の暑さを避けて涼風吹き渡る西中国山地の掛頭山(1,126.1m)を歩いてきました。麓の霧ヶ原湿原を含めて、夏の花咲く山道を楽しみました。

霧ヶ原湿原から仰ぎ見る掛頭山

土草峠からミズナラの林の美しい登山道を掛頭山へ登りました。

掛頭山々頂

掛頭山々頂の周辺にはカシワの叢林が広がっています。

掛頭山々頂のすぐ近くには芸北国際スキー場のリフトの山頂駅があります。涼風の吹き渡るところです。

山頂付近のお花畑でヒヨドリソウの蜜を吸うアサギマダラに出会いました。

山頂付近の林道脇に咲くカワラナデシコ

掛頭山々頂近くから臥龍山、深入山、恐羅漢山を望む

下山は猿木峠から霧ヶ原湿原への道を採りました。

チダケサシなど夏の花咲く霧ヶ原湿原

霧ヶ原湿原に咲くクサレダマ

ミズチドリも花期を迎えていました

この日の軌跡です

ニ川キャンプ場9:58・・・・10:20土草峠(登山口)・・・・11:59掛頭山の肩・・・・12:08掛頭山(1,126.1m)12:12・・・・12:14芸北国際スキー場上12:44・・・・13:03臥龍山縦走路分岐・・・・13:24猿木峠・・・・14:06霧ヶ原湿原入口14:08・・・・14:40ニ川キャンプ場駐車場

山行の詳細はHP「一歩入魂」でご覧ください。
    http://www.chacoandmonk.sakura.ne.jp/2016/0719kakezuyama.html

 


梅雨に咲く花々を訪ねる~皿ヶ嶺

2016-07-14 07:12:45 | 山歩き

7月12日(火)

 夕刻からの山歩きとなりましたが、梅雨のこの時期の気になる花の観察に愛媛県松山市近郊の皿ヶ嶺を歩いてきました。下界の気温は34℃にも達していましたが、山上は23℃程と10℃以上も涼しい別天地でした。

梅雨の季節に皿ヶ嶺のお花畑を埋めるギンバイソウ(ユキノシタ科)が開花時期を迎えていました。

ギンバイソウが登山道沿いに見事な群落を作っていました。

竜神平の湿原にはハンカイソウ(キク科)が咲き始めていました。

ギンバイソウは夏を感じさせる花です。

皿ヶ嶺山頂から西日を反射して光る瀬戸内海が遠望出来ました。

風穴に咲くヒマラヤの青い芥子がもう終盤を迎えていました。

風穴から吹き出る冷気が霧となり、その霧の中にヒマラヤの青い芥子が健気に咲いていました

風穴直下の車道沿いには遅咲きの紫陽花が咲きました。下界の紫陽花はもう花期を終えていますが、山上ではこれから見頃を迎えます。

この日の軌跡です。

風穴下15:53・・・・15:57風穴・・・・16:10直登道分岐・・・・16:37ベンチのある休憩所・・・・16:45竜神平16:56・・・・16:58畑野川分岐・・・・17:17皿ヶ嶺(1,278m)17:25・・・・17:30皿ヶ嶺三角点(1,270.5m)・・・・17:37十字峠・・・・17:48引地山分れ・・・・18:01直登道分岐・・・・18:10風穴18:20・・・・18:23風穴下

山行の詳細はHP「一歩入魂」でご覧ください。
   http://www.chacoandmonk.sakura.ne.jp/2016/0712saragamine.html