修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

松笠山を歩く

2017-09-21 20:32:58 | 山歩き

(9月21日(木)

好天に誘われるように、広島市東区戸坂(へさか)の後背にあたる松笠山の山塊を散歩がてら歩いてきました。汗を掻きながらの尾根歩きでしたが、夏から秋への季節の変化を皮膚感覚で感じることが出来た山歩きでした。

松笠山塊の展望台から望む太田川から東野、祇園、山本、遠く宮島を望む眺望です。


山中にある真言宗の古刹、松笠観音寺の本堂です。巨木群に囲まれた素晴らしい雰囲気の寺院です。

松笠観音寺の境内に咲いていたシロバナのヒガンバナ。後背は杉の巨木の切り株です。ちょっとドキッとする程に大きな株でした。


松笠山の山頂(374.3m)に立つのは栗の木です。今その樹下でイガに入った栗の実を拾うことが出来ます。


松笠山山頂から望むニヶ城山。その背後の左手は白木山の山塊、右手は高鉢山です。


松笠山塊の北側の菰口の里に下ると、静かな田園風景を楽しむことが出来ます。

 


ヒガンバナの群生地を訪ねる・・・

2017-09-19 22:06:47 | 

9月19日(月)

昨日は広島カープがセ・リーグの優勝を決め広島の街は歓喜の真っ赤に染まりました。今日はそれにあやかる訳ではありませんでしたが、山里を真っ赤に染めるヒガンバナの群落を見に行って来ました。場所は愛媛県松山市窪野町北谷。こちらは、残念ながら花期がかなり遅れており、まだ3~4分咲きというところでした。

まだ若い花の蜜を求めてクロアゲハが花から花へと飛び回っていました。


栗の林床を真っ赤に染めるヒガンバナの群落ですが、この日はまだこの程度の咲き具合でした。


一昨日の台風18号の大雨で群生地も少しばかり被害を受けていましたが、まだ水量の多い沢の岸に咲くヒガンバナは元気でした。

 
群生地の中を流れる沢はこんな様子でした。


沢沿いのヒガンバナでクロアゲハが羽ばたきながら蜜を吸っていました。羽が水の色に同化しているかのようでした。


訪れる人の数もまだ少なく静かな群生地では、何頭ものクロアゲハが蜜を求めて飛翔を繰り広げていました。


この日の咲き具合から、この週末頃には見頃を迎えるのではないかと思われました。

それでも、この日のような若い花々もまた魅力的ではありました。


群落地の近くにはシロバナの群落がありました。