修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

芸北山野草園に咲く初夏の花々

2021-05-31 05:07:12 | 散歩道

 午後の遅い時間でしたが西八幡原にある芸北山野草園を訪ねました。水辺や広い山野草園で季節の花々や珍しい花々を探り当てることが楽しみです。整備中の畑で作業中のご当主に遠くからながらご挨拶をして園内を周回しました。池では睡蓮が咲き始め、山野草園では九輪草がカラフルに咲いていました。〔5月28日(金)〕

↓ 池の築島のレンゲツツジ(ツツジ科ツツジ属)が満開になっていました。

↓ 池のカキツバタ(アヤメ科アヤメ属)が咲き揃ってきていました。

↓ 見事に咲き誇るカキツバタです!

↓ 睡蓮(スイレン科スイレン属)がぼつぼつと咲き始めていました。

↓ 外来のカッコウセンノウ(ナデシコ科マンテマ属)が満開の状況でした!

↓ コヨメナ(キク科ヨメナ属)が清楚に咲いていました。

↓ 花壇の隅っこで小さくなって咲いていたのはエヒメアヤメ(アヤメ科アヤメ属)のようです!

↓ 黄色や白の同族はもう散っていましたが、最も華美なタカネエビネ(ラン科エビネ属)がまだ咲き残っていてくれました。

↓ カラフルにクリンソウ(サクラソウ科サクラソウ属)が咲き揃っていました。

↓ ピンクのクリンソウです!

↓ カラマツソウ(キンポウゲ科カラマツソウ属)のようです!

↓ チョウジソウ(キョウチクトウ科チョウジソウ属)が満開の盛況でした!

↓ セイヨウオダマキ(キンポウゲ科オダマキ属)も満開でした!

↓ キショウブ(アヤメ科アヤメ属)が小さな池の水辺に咲いていました!


千町原散策~「八幡高原かきつばたの里」が復活か!?

2021-05-30 05:02:29 | 散歩道

 サラサドウダン見物などの山上の楽しみを終えての恐羅漢山からの下山後は、午後を大きく回った時間ではありましたが八幡高原へと足を延ばしました。臥龍山の麓の千町原を走っていると、一昨年を最後に活動を停止した筈の「八幡高原かきつばたの里」に花が咲き揃っていることに気付きました! 昨年は見る影もなかった花の園の復活に嬉しくなって、畑を一周しました。〔5月28日(金)〕

↓ 「かきつばたの里」の畑いっぱいに満開のかきつばた(アヤメ科アヤメ属)が広がっていました!

↓ 「いずれがアヤメか、かきつばた」と言われますが、花弁の中央が白色ですのでこれはかきつばたに間違いありません!

↓ 雑草も少なく手入れもされているようなので「かきつばたの里」作りの運動が復活したのかも知れません!?

↓ かきつばた園の一角にサワオグルマ(キク科キオン属)が小群落をなして咲いていました。

↓ 畑の片隅に白色のかきつばたが咲いていました。

↓ 広々としたかきつばた畑です。来年以降も咲き続けて欲しいものです!

↓ 畑の脇に水路が通っていました。ちょっと流れを遡ってみると森の中を清冽に流れる渓流でした。

↓ 「かきつばたの里」の古い案内板が今も残っています。

↓ 「かきつばたの里」の直ぐ隣は臥龍山への千町原登山口です。嬉しいことに、その登山口にレンゲツツジ(ツツジ科ツツジ属)が咲いていました。


サラサドウダン咲く恐羅漢山~旧羅漢山

2021-05-29 06:11:39 | 山歩き

  例年6月の梅雨入りの頃に恐羅漢山(1,346.4m)と旧羅漢山(1,334m)を結ぶ尾根にサラサドウダン(ツツジ科サラサドウダン属)が鈴なりに咲き誇ります。諸々の花が早く咲く今年は、そのサラサドウダンも同じではなかろうかと思いながら、偵察を兼ねて訪ねました。〔5月28日(金)〕

↓ 牛小屋高原の駐車場に車を置いて、恐羅漢スキー場から立山尾根ルートで恐羅漢山へ向かいました。

↓ スキー場から西中国山地の多くの名峰が望めます。

↓ 立山尾根のブナも見事に葉を茂らせて夏模様となっていました!

↓ 登山道でこの日初めてのサラサドウダンに出会いました。稜線上の群落が楽しみになってきました!

↓ 路傍でユキザサ(ユリ科マイヅルソウ属)が満開でした!

↓ 見事に晴れ上がった稜線部です!

↓ 山頂直下の路傍に今年もニョイスミレ(スミレ科スミレ属)の群落がみられました。

↓ 恐羅漢山々頂です。ここまでに会った登山者は2人!

↓ 恐羅漢山々頂からの大眺望です!

↓ 恐羅漢山から旧羅漢山に向かうと、横川川の谷を挟んで十方山(1,328m)のピークが望めます。

↓ 稜線上のサラサドウダンの登場です!

↓ 今年のサラサドウダンは普段通りにたわわに花を付けた樹と殆ど花のない樹が混在しており、全般的には疎らな感じが否めません。

↓ まだ5月ですが、サラサドウダンの花はもう見頃です!

↓ 赤味の濃いサラサドウダンです!多様な色合いの花があるのもサラサドウダンの魅力です。

↓ 稜線を辿って鞍部の平太小屋原へと下りました。老杉の茂る湿地が広がっています。

↓ 登山道沿いにギンリョウソウ(ツツジ科ギンリョウソウ属)が咲いていました。

↓ 平太小屋原から登り返すと旧羅漢山に到着です!

↓ 旧羅漢山山頂周辺のオオヤマレンゲ(モクレン科モクレン属)はまだ固い蕾でした。開花まであと半月ほどはかかりそうでした。オオヤマレンゲの周りにあるサラサドウダンは綺麗に咲いていました。

↓ 帰路に恐羅漢山々頂付近から樹林越しに臥龍山、深入山を望みました。

↓ 立山尾根にあったサラサドウダンを最後に眺めて下山しました!


鎌倉寺山で出会った花々

2021-05-28 06:27:18 | 山歩き

 季節の花との出会いを第一の目的として訪ねた鎌倉寺山でしたが、今年は概して花々の開花が早く、残念ながらちょっと遅きに失した花もありました。しかし出会った花々には、初夏に咲く花の颯爽とした気風を存分に感ずることが出来ました。〔5月26日(水)〕

↓ 鎌倉寺山の岩尾根に咲くヤマツツジ(ツツジ科ツツジ属)の紅は美しく、いつもながらに愛しさを感じてしまいました。

↓ 険しい岩場にしがみつくようにして咲くヤマツツジは一級の見ものです!

↓ 花崗岩の細い割れ目に根を下ろして花まで咲かせるその生命力には驚いてしまいます。

↓ 小ピークの猫の額ほどの頂上部にツルアリドウシ(アカネ科ツリアリドウシ属)の花を見付けました!

↓ ツルアリドウシの花は必ず2個セットで咲きます。花の基部にある子房は互いに合着しているとのことです!

↓ 日陰の岩壁に着生したマメヅタラン(ラン科マメヅタラン属)に出会えました。1センチメートルにも満たない小さな花です。

↓ まだ花弁を閉じたままの蕾も沢山見ることが出来ました!

↓ 険しい岩壁に着生して咲くマメヅタランをアップで捉えました。

↓ 険しくジメジメとした垂直の岩場にマメヅタランの群落がありました。足元が不安定でとても近づくことは出来ませんでした。

↓ 尾根筋の岩場の樹に白い花が咲いていました。カナメモチ(バラ科カナメモチ属)の花のようです。今まであまり気にしていなかった花でした。

↓ 鎌倉寺山南尾根の槍ヶ峰近くから権兵衛山と鎌倉寺山のピークを仰ぎました!

↓ 鎌倉寺山の山頂部のシャクナゲ(ツツジ科ツツジ属)はほぼ花期を終えていましたが、頭上を微かにピンクで彩る空気を感じてカメラを向けてみるとひと房の花を見付けることが出来ました。

↓ よく注意してシャクナゲの林を観察してみると、幾つかまだ咲き残った花が見付かりました!

↓ 「遅くまで咲き残っていてくれて有難う」とお礼を言いたくなる遅咲きの花でした!

↓ 東麓の牛岩の集落に下ると、棚田の周囲はウツギ(アジサイ科ウツギ属)が花盛りでした!


鎌倉寺山~南尾根ルートを辿る

2021-05-27 06:34:59 | 山歩き

 明日は天気が崩れるというので、この時期に見ておきたい花が咲く鎌倉寺山(613m、広島市安佐北区白木町)を歩きました。岩尾根を辿る険しい道を今日は約4時間をかけて辿って山頂に到着しました。一昨年には2時間45分程で到達出来ていたので、一体何をしていたのでしょうか。その間に体力が急速に減退したのかも知れません。出会った花については、日を改めて別項でお伝えすることと致します。〔5月26日(水)〕

↓ 関川荘前の登山口から急峻な岩の道を上り途中の「馬の背」の岩場に立ち寄りました。岩場越しに関川の谷を俯瞰しました。

↓ 馬の背の頭に向けて険しい岩場が続きます。岩場にヤマツツジが咲いていました。

↓ 馬の背の頭まで上がって関川の谷を改めて俯瞰しました。沿線は2018年7月の西日本豪雨災害での傷跡の修復工事がまだ行われています。

↓ 尾根筋は露岩が累々と並ぶ険しい地形が続きます!

↓ 南峰山頂(474m)付近から次に登る槍ヶ峰(537m)を遠望しました。

↓ 稜線上から東麓に広がる牛岩集落を俯瞰しました。

↓ 槍ヶ峰の手前にある十畳岩に到着して、南峰を振り返りました。

↓ 広々とした十畳岩でランチタイムを取りました。後方にこれから行く槍ヶ峰が聳えています。

↓ 長い上りの道をよじ登ってやっと槍ヶ峰の山頂に到着しました。

↓ 槍ヶ峰の山頂から西側に広がる白木町の街並みを俯瞰しました。

↓ 槍ヶ峰の次には権兵衛山への急坂がまだまだ続きます。

↓ 槍ヶ峰山頂直下でこの日初めてシャクナゲの花を見ました。例年なら今が盛りの頃ですが、今年は殆ど花が終わってしまったのでしょうか、これ一輪だけでした!?


↓ 険しい岩尾根の道を登って権兵衛山のピークに到着しました。樹間から白木山が覗いていました。

↓ 権兵衛山を越えて、この日の最高点の鎌倉寺山(613m)に到着です。

↓ 鎌倉寺山山頂直下の鎌倉寺跡にの残るこの愛らしい表情の石仏に会うのがいつもながらの楽しみです。

↓ 鎌倉寺跡は倒木被害が顕著で、五輪塔などがバラバラになって散乱していました。早い復旧作業が必要です。

↓ 下山はずり落ちそうな急傾斜面の道を辿って東麓の牛岩集落を目指しました。

↓ 山の上まで瀬音が響いていた牛岩川を渡渉すればすぐに牛岩登山口です。

↓ 暫し林道を歩いて行くと田植えを終えた牛岩集落に出ました。集落を抜けて下って行くと登山者用の駐車場があります。