修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

冬支度の進む縮景園

2021-10-31 21:42:52 | 散歩道

 寒波の襲来に伴う急な冷え込みに挫けたのか久々の風邪で体調を崩し、それだけでなくその後に寝違え(⁉)による首痛もあって暫く投稿を休止するという不覚を演じてしまいました。従前には経験したことにない立て続けの病状には加齢の悲哀を感じざるを得ません。それでも、何とかこの苦境から脱出できそうなので、また改めて活動を開始したいと考えています。〔10月31日(日)〕

↓ 二十四節季の「霜降」を前に10月22日に松に菰巻のされた広島・縮景園!(10月29日(金)に訪問)

↓ 濯纓池の周囲のモミジも色づき始めています。

↓ 県立美術館近くの菰が巻かれ冬支度の整った松林を行く観光客!

↓ 梅林横の調馬場の上空に晴れた秋の空が広がっていました!

↓ 夕照庵と明月亭を結ぶ山側の遊歩道沿いの園地のモミジは随分と色付き始めていました。

↓ 明月亭から東に延びる尾根上の松並木には冬支度の菰巻きが続いています。

↓ 尾根伝いの遊歩道から池畔の悠々亭を俯瞰しました。

↓ 迎暉峰の南側のモミジ林では随分と色付いた樹が見られました!

↓ 清風館近くから濯纓池越しに悠々亭を望みました。


朝夕の冷え込みは尋常でありません

2021-10-21 23:50:45 | 散歩道

 10月15日(金)を期して長かった夏のような日々が終焉し、一転晩秋を想わせる冷涼が日々が続くようになりました。この急転直下の天候の大変貌に、老いた身体がついて行けないようです。寒くなった10月18日(月)の朝から体調を崩したようで、なかなか元気が出ません。こんなことは初めてのことです。そんなことから、今日はご近所の散策です。〔10月20日(水)〕

↓ ご近所さんの玄関先を相当に晩生のユリの花が咲いていました。早咲きのユリの種と一緒に並んで咲いていました。

↓ これから紅葉していく筈のヒメツルソバ(タデ科イヌタデ属)の葉が早々に紅くなっていました。

↓ よく通る散策ルート沿いに安置されている野仏が赤い防寒着を着ていました。先日擦れ違った親子連れのご好意によるもののようです!

↓ ピタッといなくなった太田川の鮎釣り人に代わってか嫌われ者のカワウがウォーミングアップ中でした。

↓ 晴天下、水量がすっかり少なくなった太田川は青空を映し込んで滔々と流れています。

↓ 白砂と青い水のコントラストが見事です。砂洲上には生き物の姿が確認できます。

↓ マガモの家族の動静を観察していると、どこからともなくいつもの地点に戻ってきました。


もうすぐ秋祭り

2021-10-20 21:04:58 | 散歩道

 ほぼ稲の採り入れが終わった落合南の棚田を散策しました。稲架掛けも随分と少なくなり、集落の角々に秋祭りが迫ってきたことを知らせる幟が立っていました。ここ数日のうちには稲架掛けの姿も消えて、いよいよ豊年に感謝する秋祭り本番を迎えることとなりそうです。〔10月17日(日)〕

↓ 落合南の集落に秋祭りの幟た立ちました。

↓ ここ数日で稲の採り入れ作業を終えて、集落はお祭りモードに入って行きます。

↓ あまりにも暑かった日々に季節を間違ってサツキが咲いていました。

↓ この日の夕陽は殊の外よく焼けました!

↓ 武田山を中心に西の空が赤々と燃え上がりました。


深入山グリーンシャワー

2021-10-19 20:54:40 | 山歩き

 久々の深入山山歩き、この日のベースは南登山口のある深入山グリーンシャワーとしました。車をグリーンシャワーの駐車場に置き、この日の入山口である東登山口まで歩き、林間コースで南登山口へと下ってきました。標高800メートル程の高原にあるグリーンシャワーでは樹々が色付き始めており、本格的な秋も一歩一歩近づいてきている様子でした。〔10月15日(金)〕

↓ 深入山グリーンシャワーから晴れ渡った深入山を見上げました。

↓ 園地に植えられた樹々も微かに色づいてきているようでした。

↓ 南登山口では保護されているウメバチソウ(ニシキギ科ウメバチソウ属)が咲き揃っていました。

↓ 柵で囲まれたウメバチソウ保護地にリンドウ(リンドウ科リンドウ属)も見事に咲いていました。

↓ 車道沿いの斜面に名残りのキキョウ(キキョウ科キキョウ属)が咲いていました。

↓ グーンシャワーオートキャンプ場の生垣のドウダンツツジ’(ツツジ科ドウダンツツジ属)が一足早く紅葉してきていました。

↓ 紅くなっているドウダンツツジですが、暖かい日が続いているせいか例年に比べると紅葉は遅れ気味のようです。

↓ 深入山グリーンシャワーのグランドゴルフ場、駐車場、管理棟を見渡しました。


特異な今年の秋の花々の分布~深入山

2021-10-18 22:54:22 | 山歩き

 東登山口から登り始めて、下山は林間コースで南登山口のグリーンシャワーへ下りました。山上での専らの目的はムラサキセンブリ(リンドウ科センブリ属)を鑑賞することでした。その他にも季節の花としてリンドウ(リンドウ科リンドウ属)、ウメバチソウ(ニシキギ科ウメバチソウ属)なども期待していました。しかし、結論から言えば、今年はムラサキセンブリ、ウメバチソウが不作で、特に東登山道の上部の沿道を賑やかしてくれる群落が全くといっていい程に姿を見せてくれませんでした。ちょっとがっかりする山行となりました。〔10月15日(金)〕

↓ 東登山道が尾根に乗る辺りで東登山口のある「いこいの村広島」を俯瞰しました。

↓ リンドウは登山コースのあちこちで姿を見せてくれました。

↓ もう枯れている筈のハバヤマボクチ(キク科ヤマボクチ属)が残っていてくれました。

↓ 期待していたムラサキセンブリは小さな株をいくつか見付けただけでした。

↓ ちょっと纏まったムラサキセンブリの株でしたが、形状は上級ではありませんでした!

↓ 紅一点のカワラナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)が一輪だけ名残り咲きしていました。

↓ 百畳岩の周りのススキの原越しに横川川の渓谷の両岸に聳える、十方山(1,328.0m)と恐羅漢山(1,346.4m)を眺めました。

↓ 本来は東登山道に沿って帯のように開花するウメバチソウですが、もう花期も終盤で山頂直下の登山道沿いに幾つか咲いている程度でした。

↓ 深入山山頂(1,152.7m)です。後背に臥龍山(1,223.2m)とと掛頭山(1,126.1m)の稜線を見ることができました。

↓ 林間コースの登山道沿いにまだアキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)が咲いていました。

↓ ツリガネニンジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)も名残りを惜しむように咲いていました。

↓ つる性の植物の花が少し色付いてきたようです。秋本番までもう少しです!

↓ ヤマラッキョウ(ヒガンバナ科ネギ属)はあちこちの叢に姿が見えました。

↓ 夏のような天気も今日まで、この先は急に冷え込んでくるようです。健康管理に気を付けたいものです。