愛媛に到着したその日の夕刻、この時期に咲く二つの希少種の花に会いたくて皿ヶ嶺を訪ねました。日没直前の時間でしたが、運良くそれらの花に出会うことが出来て嬉しい限りでしたが、反面悲しい現実も目の当たりにしました。〔5月29日(水)〕
↓ 太陽が西に傾いた午後5時過ぎに皿ヶ嶺へと向かいました。
↓ 目的のひとつはこの花の存在を確認することでした。蕾ながら何とか会えました。
↓ 前回探した時には今年は駄目かと思っていましたが、今回見付けることが出来て大感動といったところでした。
↓ 目的のもうひとつは5月15日に訪ねた時にまだ蕾であったこの花の群落を見ることでした。今回は花期の終盤ながらも揃い踏みに出会えました。
↓ この個体は遅咲きのようでまだ初々しい感じでした。
↓ こちらは貫禄十分といった感じの古老格の花でした。
↓ 2年前に同じ場所にあった群落です!
↓ こちらは今年の群落です。明らかに個体が激減しています。悲しいことにこれは現実です!
↓ ヒマラヤの青い芥子はやっと蕾を結んだところでした。開花が待たれます!
↓ シコクナベワリ(ビャクブ科ナベワリ属)にも再会しました。四国の固有種です!
↓ コケイラン(ラン科コケイラン属)です。毎年ほぼ同じ場所に咲いています。
↓ ミズナラの古木です!餌を探しに出てきたニホンアナグマらしき動物が根元から逃げて行きました。
↓ 険しい谷筋を真っ白に染めて咲いていたのはオオカメノキ(スイカズラ科ガマズミ属)のようでした。
↓ 夏の花園を埋め尽くすギンバイソウ(ユキノシタ科ギンバイソウ属)が伸びてきて小さな蕾を付けたようです!
↓ 登山道沿いの斜面をギンバイソウが埋め始めており、ギンバイソウロードを形成中です!