4月21日(日)
愚図ついていた天気も日曜日の午後に好転したようであったので、芸北へ車を走らせて駆け足ではありましたが、見頃を迎えた桜の名木たちを巡ってきました。広島市街地の周辺はもう若葉の頃となりましたが、芸北は今花の季節を迎えています。東北地方と同じ季節の歩みのようです。
桜を追った記録の詳細は「広島の桜2013」をご覧ください。
【写真↓】橋山大歳神社のシダレ桜
4月14日(日)
何とか天気の持ちそうな日曜日、遠征も儘ならないので近場で宿題を片付けることにした。未踏の白木山塊鬼ヶ城山第3尾根を登り、これまた未踏の反射板のある675.4m三角点ピークから安佐北区スポーツセンターに近い根の谷橋へと下る西尾根コースを採ることとした。近場ながら、アルプス登山の訓練によく使われる白木山塊だけに、急登と長い尾根下りに意外にも長時間の山行となった。
【写真↓】最初の送電線鉄塔で第3尾根に乗った。高陽ニュータウンや阿武山が望めた。ここから野趣満点の樹林の中を行く長い急登が始まった。暫し眺望ともお別れとなった。
【写真↓】倒木累々とした踏み跡を登り行く。倒木の墓場といった感じの尾根であるが、歩くのに大障害となる物はなかった。比較的よく踏まれていて道を見失うようなこともなかった。
【写真↓】第3尾根の前半は厳しい急登の連続であった。後半になると傾斜も緩やかになって、野趣に富んだ山歩くを存分に楽しむことが出来た。
【写真↓】マイクロウェーブの鉄塔の建つ中尾山。今回初めて登ってみた。山頂部はフェンスに囲まれて、その中に鉄塔があるだけであった。入口横の芝生の上で昼食と摂った。
【写真↓】西に続く白木山塊の尾根筋。左奥が標高675.4mの反射板のある三角点ピーク。
【写真↓】樹林の中に延びる縦走路。電力会社の送電線巡視路ゆえによく整備されている。
【写真↓】2面の反射板が建つ標高675.4mの三角点ピーク。ここからを西尾根を下った。
【写真↓】太田川の大きな流れを俯瞰しながら西尾根を下った。長い尾根筋であった。
【写真↓】根の谷川に架かる根の谷橋の直ぐ上手に下山した。下界では天気予報より早く雨が降り出していて、仕方なく近くの安佐北区スポーツセンターまで車で迎えに来てもらった。
4月13日(土)
このところ冬が戻ってきたような肌寒い天気が続いている。素早いスピードで咲き進んでいた広島県北の桜も想定外の雪をかぶることとなってしまい、暫しそのスピードの調整を余儀なくされたようである。晴れ渡った週末の一日は、そんな桜たちを観察する絶好の機会となった。瀬戸内沿岸部の桜は大概散ってしまった感じであるが、訪ねた備北の各地では、各々の名木たちがその美しい姿をより一層飾ろうとしていた。
桜を追った記録の詳細は「広島の桜2013」をご覧ください。
【写真↓】蓮照寺(庄原市西城町)のシダレ桜。樹齢130年余のドーム状の名木である。
【写真↓】西城川の河岸を飾る桜並木(庄原市西城町)。昭和51年に西城町を桜でうめる会の皆さんの手で、その後は老人会の皆さんによって植えられて育まれたという。西城川の清流と桜の花のコラボレーションが美しい。
【写真↓】森湯谷のエドヒガン(庄原市東城町森)。樹齢は不詳であるが、形の良い名木で満開の時を迎えようとしていた。
【写真↓】猫山をバックに咲く要害桜(庄原市東城町小奴可)。樹齢260年と言われる古木である。小奴可の棚田の中の古城跡に咲く。7分咲きくらいであろうか。
【写真↓】円正寺の山門を飾るシダレ桜(庄原市高野町)。樹零約300年と言われている老樹が咲き始めていた。左側が7分咲き、右側は3分咲きといったところであろうか。
【写真↓】見事に垂れた円正寺のシダレ桜。境内には前々日に積もった雪がまだ残っており、まだ冬と春が同居している感じであった。桜も気象変動への対応が大変であろう。
【写真↓】金秀寺のシダレ桜(庄原市高野町)。円正寺と隣り合って絶妙の花見の機会を提供してくれるのであるが、この日はまだ5分咲きといったところで本来の魅力を発するにはあと1~2歩と言ったところであった。やや赤味がかかった花弁が美しい。
【写真↓】この日グランドオープンした「道の駅たかの」。いつもは静かな高野であるが、この日のここは終日大勢の来客で賑わっていたようである。
【写真↓】3月30日に三次東JCT・IC~吉田・掛合IC間が開通し、広島~松江間が直通出来るようになった松江自動車の無料区間(三刀屋・木次IC~三次東JCT・IC)を走ってみました。
4月8日(月)
天気に恵まれなかった週末が明けた月曜日は一転快晴となった。運良く休暇とあって、これは放っておけないと県北のシダレ桜が満開との報に出掛けることとした。県北まで行くのであれば、ここはまだ春の花が咲いているかも知れない大江高山まで足を延ばす気になってしまい、結局は多忙でハードな一日となってしまった。
【写真↓】山頂直近の稜線部に出て、やっと緩やかな道になった。
【写真↓】稜線部を歩いていると、逢いたかったギフチョウが飛来してきてくれた。
【写真↓】これも逢いたかったミスミソウ。前日には雪が降る悪天であったせいか、あるいはもう花期の最終盤なのか、なかなかこの花を見付けることが出来なかった。
【写真↓】島根県中部のこの時期の花といえば、やはりイズモコバイモであろう。