6月23日(土)
オオヤマレンゲが咲く広島県内の山は限られていますが、仲間と共に猿政山でそれを見ようということになりました。猿政山へ登るならより厳しい条件でと、島根県側の内尾谷からピストンすることとしました。9人の賑やかなメンバーで、登山道では厳しい修練を受けたものの、山頂では何とか天女の舞いを見ることが出来ました。
【写真↓】内尾谷の先には吉田毛無山から鯛ノ巣山とへ続く稜線が望めた。
【写真↓】猿政山の名物?の、山頂稜線直下の標高差150メートル余の懸崖。登るのも下るのもなかなかに厳しい修行である。
【写真↓】猿政山の山頂標識。廃校になった広島県側の麓の湯川小学校の校歌が刻まれている。
【写真↓】猿政山々頂の一角に咲くオオヤマレンゲ。今冬の大雪の影響か、オオヤマレンゲの樹の立ち上がりも弱く、花芽も随分少く、花も小さなものしかないようであった。
6月18日(月)
午後には雨の予報の出たこの日、早目に下山する積りで初夏の花を求めて恐羅漢山の山域を歩いてきました。花を見ての下山路で初見の指導標に出合いました。その指導標に従って進むと切り開いたばかりと思える道筋が・・・・!最後はスキー場のゲレンデを延々と下ることとなりましたが、これは恐羅漢山の新ルートなのであろうか・・・・!?
【写真↓】この日の目的はこの花。少し早いかなと思っていましたが、もう見頃の花を沢山見ることが出来ました。
【写真↓】恐羅漢山と夏焼のキビレの間の尾根上に立っていた道標。暫く夏道を辿ったことがなかったので、いつ立てられたものか知らないが、初めて見るものであった。「かやばたのキビレ」というのも初めて見る地名であった。これは新ルートと思えるルートを辿ってカヤバタゲレンデに出てみよう・・・・と進む道筋を変更することとした。
6月17日(日)
この日山麓から皿ヶ嶺を仰ごうとするも、上林の集落から厚い霧に包まれて山稜のあることも分からない状況であった。ただ雨は上がっていたので、風穴に向けて車を走らせた。途中の水の元では、夏の風物詩の「流しそうめん」の営業準備で地元の方々が汗を流しておられた。風穴近くまで上がると、驚いたことに霧が嘘のように消えてそこから稜線に掛けてきれいに眺望が開けていた。山上は雨かと危惧していたが、中腹に掛かった霧の上は晴れていたという訳であった。登山支度はしていなかったが、暫し雲海の見える所を捜して登山道を歩きながらいつものように花々を物色してみた。
【写真↓】麓の定点から霧に包まれた皿ヶ嶺の山域を望む。将に梅雨の最中である。
【写真↓】登山道を辿って雲海の見える所まで上がってみた。眺望の乏しい山であり、辛うじて樹間に雲海を望むことが出来た。
【写真↓】湿気と寒暖差のなせるところか、冷気が霧になって噴き出す風穴。
【写真↓】風穴の外縁に咲いていたヒマラヤの青いケシは散ってしまっており、次に咲く蕾が膨らんできていた。
【写真↓】モンシロチョウがサワルリソウの蜜を吸う(登山道沿線のお花畑で)。
【写真↓】ギンバイソウの蕾も膨らみ始めたようだ(登山道沿線のお花畑の次の主人公)。
【写真↓】バイケソウは花の盛りを迎えようとしていた(登山道沿線のお花畑で)。