修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

宮島・遥かなる青海苔浦

2010-03-28 08:34:24 | 山歩き

3月27日(土) 花冷えの土曜日に友人との積年の課題であった宮島の高安ヶ原にある陶晴賢碑、そしてその先の青海苔浦を訪ねてきました。青海苔浦まで行けば、同じ道を引き返すのも単調なので、宮島東岸の長大なルートを辿って帰りました。その途次で、鷹ノ巣山の山上にある明治時代に造られた砲台跡を見ました。歩行距離21.3㎞、総所要時間10時間半のウォーキングでした。山歩きの詳細は追ってHP「一歩入魂」でご覧下さい。

【写真↓】宮島の原生林の奥深きところ、高安ヶ原に建つ陶晴賢碑。1555年の宮島合戦で毛利元就軍の奇襲で敗退した陶晴賢は一説によるとこの地で自刀したという。20100327_151_2

【写真↓】遥かなる青海苔浦。迎えてくれたのはこの海岸で過ごす鹿であった。20100327_223_2

【写真↓】小黒神島の先に大黒神島がダブル。大小の黒神島が重なるのも宮島の東岸ならばこそ(大砂利付近から)。20100327_281_2

【写真↓】宮島東北端の鷹ノ巣山(194m)の山上に壮大な砲台跡があった。明治30~31年に造られたという。20100327_340_2

【地図↓】この日の軌跡Aonoriura_2


石見花紀行

2010-03-20 21:45:25 | 旅行記

3月19日(金)  好天に恵まれた一日、季節の花々を辿って石見の国(島根県西部)をドライブしてきました。邑智郡川本町で春の妖精たち(スプリング・エフェメラル)に会って、それから益田市まで長駆して医光寺のシダレザクラに挨拶しました。ソメイヨシノが咲き進むのも間もなく、いよいよ本格的な春を迎えます。

【写真↓】イズモコバイモ(出雲小貝母)。ユリ科バイモ属の多年草。川本町谷戸の県道脇の斜面で初めて出会いました。01_2

【写真↓】ユキワリイチゲ(雪割一華)。キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。川本町川本の畑の土手で出会えました。広島県吉舎町の白い花と違って薄紫色をしていました。12

【写真↓】益田市にある医光寺雪舟庭園の春のシンボルのしだれ桜。031904 


可部西側の里山を漫遊

2010-03-17 23:22:29 | 登山

3月17日(水) 麗らかに晴れた早春の一日、広島市の北郊の可部の街の西側にある里山を歩いてきました。同じ団地に住む団塊世代の友人との「あさきた里山マスターズ」へのチャレンジ行第2弾でした。こんな機会でもなければきっと登ることはなかっただろうという水越山(528.0m)、螺山(475.0m)、茶臼山(229.7m)の3座に登攀しました。いつも眺めている白木山や阿武山などの馴染みの山々を違ったアングルから見ることが出来て新鮮であったのが印象深いことでした。

【写真↓】可部運動公園から水越山の山塊を見上げる。20100317_003

【写真↓】螺山(にしやま)山頂から可部の街、その先に高松山、押手山、白木山などの山並を眺望する。20100317_100

【写真↓】茶臼山山頂から阿武山の北側に深い峡谷を刻んで流れる太田川を見下ろす。20100317_144

【地図↓】この日の軌跡Mizukoshiyama


宗箇山(356m)・火山(488.0m)へのんびり登山

2010-03-14 22:31:27 | 登山

3月4日(日)  「火山の頂で鍋でもして過ごしませんか・・・」、そんな甘い呟きに誘われて朝から火山へ向かいました。ルートはのんびりとしたもの。JR可部線・安芸長束駅~宗箇山~鍬投峠~やん谷自然歩道(湯つぼ)~大塚峠~火山(宴会モードで昼食)~堀切コース~下祇園駅。まあピークハントを主目的とせずに、のんびりとこの山域を歩く積りでの山行でした。絶好の行楽日和との予報でしたが、黄砂の飛来もあり、昼からは曇天となって、下山時には小雨が降るなど順風満帆の山行とはいきませんでしたが、火山山頂に集合した仲間たちとの宴会モードでの鍋の昼食は楽しいものでした。たまにはこんな登山も良いものです。

【写真↓】宗箇山への登山道にある大岩からの広島市街地、広島湾の眺望。残念ながら黄砂で模糊とした景観でした。20100314_024

【写真↓】やん谷自然歩道コースにある「湯つぼ」。こんな山の奥に本当にお湯が湧いていたの?とつい思ってしまう。20100314_070

【写真↓】丸山の巻き道から見上げた火山。まだまだ遠い!20100314_088

【写真↓】鍋で昼食!和洋の般若湯も付いていた!20100314_123

【地図↓】この日の軌跡Hiyama


温品から小河原へ:呉娑々宇山々塊を行く

2010-03-08 00:12:26 | 登山

3月7日(日)  土・日曜ともこの週末は雨との天気予報であったが、土曜日も午後から雨が上がり、この日曜日も未明までは降っていた様子であったが、夜明けとともにすっかりと雨も上がって、曇よりとはしているものの雨の降る様子がなくなったようであった。こうなっては、家でじっとしているのも勿体ないと、午前10時過ぎと遅い出発とはなったが、温品から岩谷観音に登り高尾山(424.5m)の稜線を辿って寺屋敷跡に出て、そこから昨年あたりに完成している様子の呉娑々宇林道の広島市部分を探索してみることとした。 結局は、林道を辿りつつ呉娑々宇山(682.2m)、藤ヶ丸山(665.4m)に立ち寄り、下山は広島県緑化センターから三本木山(486.3m)に登り、深い羊歯を分けて小河原へ出た。林道探索の気軽な山歩きの積りであったが、結構重い山行となってしまったようだ。

【写真↓】岩屋観音山頂から広島市街地とその前面の瀬戸内海を望む。20100307_067

【写真↓】呉娑々宇山塊西面の稜線直下に建設されている林道。府中町部分は車の乗り入れが出来るが、広島市サイドは通行止めのまま。20100307_140

【写真↓】呉娑々宇林道から温品、馬木方面を見下ろす。背後に二ヶ城山、阿武山の山塊が横たわる。20100307_173

【写真↓】三本木山の山頂付近から東側の長者山、湯坂峠方面を望む。20100307_256 

【地図】この日の軌跡Gosasoyama