修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

向真入山へのスノーシューハイク

2012-02-26 20:56:04 | 山歩き

2月26日(日)

 県北の天気予報は不芳ながらも、予てから冬季に一度登りたいと思っていた向真入山を狙うべく三段峡・深入山口まで車を走らせました。到着前後には小雪が舞っていた深入山の麓でしたが、登山支度をする間にそれも上がり何とか登山出来る空模様となりました。先峠まで国道191号線を歩き、そこから稜線伝いに向真入山へ向かうべくスノーシューを履いて山に入りました。ミズナラや赤松の多い尾根筋や稜線部の林を抜けること1時間15分ほどで樹々に囲まれた向真入山の山頂に到着することが出来ました。

【写真↓】朝のうちの冷え込みと雪に霧氷に包まれた国道191号線を先峠へと歩く。20120226_013

【写真↓】先峠から国道191号線を外れて左手の山に入り、向真入山への稜線へと登って行きました。20120226_017

【写真↓】道なき稜線上の霧氷の林を抜けて山頂へと向かいました。20120226_092

【写真↓】向真入山々頂から樹林越しに内黒山、サバの頭方面が望めました。20120226_077

【写真↓】稜線上の樹間からの国道191号線を間にして対峙する深入山の眺望。20120226_104

【写真↓】霧氷に包まれた深入山南面のミズナラ林。20120226_106

【地図↓】この日の軌跡0226mukoushinnyuzan


結氷高瀑~石鎚山系最奥の名瀑を訪ねる

2012-02-18 22:28:58 | 山歩き

2月18日(土)

  石鎚山系は加茂川,その源流域の高瀑渓の最奥にある高瀑(たかたる)まで行ってきました。石鎚山の西隣の西ノ冠岳(1894m)の山頂部西側直下にある滝です。この滝は厳冬期に完全結氷することで有名です。今年も綺麗に完全結氷し、登山口まで1時間以上走らねばならない林道も通行可能とのことから、楽しい仲間からお誘いを受けて勇躍出掛けてきました。

【写真↓】渓谷への入口付近で前泊して、この日の朝早く冠雪の下はアイスバーンとなった林道折掛石鎚線を辿って登山口に到着した。ここも思いの外雪は少なかったが、高瀑への登山道もアイスバーン化しているとのことでアイゼンを着けて出発した。20120218_040

【写真↓】登山道は渓流沿いに延びていた。当然にいくつかの滝に出逢いながらの遡上となった。これは登山道から見下して見る「のぞきの滝」。20120218_072

【写真↓】丸渕。ここを過ぎると険しい登山道が続くようになった。20120218_092

【写真↓】氷結した高瀑直下の滝。これだけの滝であっても正式な名前はないという。無名滝。20120218_113

【写真↓】高滝に到着した。高さ約130メートル、今週前半が暖かい日々であったためか完全結氷した滝も既に融け始めていた。それでも迫力十分の滝であった。20120218_198

【写真↓】縦位置で。この方が迫力が伝わるか?20120218_193

【写真↓】高瀑の「くらげ」状の氷。どうしてこんな氷が出来るのであろうか?20120218_182   


皿ヶ嶺逍遥

2012-02-12 21:49:49 | 山歩き

2月12日(日) 

 久し振りに晴れた週末でした。雪の山で青空に抜ける樹氷群などを見てみたいところでしたが、珍しく連日何か用件が入って儘ならずでした。それでも所用で四国へ渡った日曜日、午後に時間を空けていつもながらの皿ヶ嶺を暫し歩いてきました。朝には霧氷が美しく山は賑わったのでしょうが、午後になるともう登山者の姿も疎らとなって静かな山歩きを楽しむことが出来ました。

【写真↓】久し振りの青空の週末。皿ヶ嶺の稜線部に上がってやっと融け残った霧氷の林を見ることが出来ました。20120212_035

【写真↓】霧氷の結んだ稜線部の登山道を気持ち良く行く。日陰になる時間が長い場所なので午後まで霧氷が残ってくれたようです。20120212_088

【写真↓】山頂直下のブナ林の樹間に見えた石鎚連山。今は完全に冬の出で立ちです。20120212_117

【写真↓】竜神平。皿ヶ嶺の積雪は下生えの笹が頭を出す程で、雪山としてはちょっと寂しい量でした。竜神平の湿地帯の草原は日当たりが良いせいか、積雪が確認出来ませんでした。20120212_134_3

【写真↓】上林峠へ下る長い階段道は、積った雪で階段が殆ど消えてしまっていました。ここだけは軽アイゼンが欲しい感じでした。20120212_171

【写真↓】上林森林公園上空の雲の流れ。冷たく強い風が吹いているようです。もう明日には天気が崩れるとの予報です。20120212_252

【地図↓】この日の軌跡0212saragamine


雪の恐羅漢山に単騎登ってみれば・・・

2012-02-05 23:23:47 | 山歩き

2月5日(日) 

  前日に二ヶ城山の薮の中を歩きながら、やはりこの季節雪の山を歩きたくなり、この朝恐羅漢山へ向かった。沢山のスキーヤーやボーダーで賑わうカヤバタゲレンデを後に百本杉からの支尾根を主稜線へと登り、恐羅漢山々頂に向け真白き稜線を登った。カヤバタゲレンデから山頂直下の立山尾根道との合流点まで雪上にトレースはなく、単騎の山行ゆえにかなりのアルバイトとなった。稜線部で出逢ったのはボーダー1人だけであったが、到達した山頂で旧羅漢方面から来られた4人のグループに遭遇した。それが旧知のT沢さん、N川さんたちであった。下山は、このグループに誘われて恐羅漢山東尾根を山頂からダイレクトに二軒小屋まで下ることとした。何という楽しいルートであったことか!

【写真↓】トレースのない百本杉からの支尾根を登る。200120205_014

【写真↓】恐羅漢山への主稜線上から砥石郷山を望む。200120205_067

【写真↓】主稜線を登る程に真白きクリスタルな世界へと変わった。200120205_113

【写真↓】山頂近くまで登るとモンスター群が姿を現した。200120205_147

【写真↓】山頂標識が頭だけを出した恐羅漢山山頂。200120205_179

【写真↓】モンスター群の間を抜けて東尾根を二軒小屋へと下り行く。200120205_204_2 

【地図↓】この日の軌跡0205osorakanzan


二ヶ城山周辺探索ウォーク

2012-02-04 21:57:30 | 山歩き

2月4日(土)

 好天に恵まれた冬の休日の午後、我が裏山の二ヶ城山(438.2m)周辺の登山道の探索に出掛けました。この日の目的は二つ。第1は、雨乞い碑へのGPSのログを採ってから、そこから道なき尾根筋を辿って二ヶ城山~木ノ宗山縦走路へ出ること。第2は、同縦走路上の送電線鉄塔(広島西幹線4号)から下る巡視路を辿って二ヶ城山林道へ下ること。この2区間は未踏であった。3時間足らずの薮山彷徨の末に、何とか目的を達することが出来た。

【写真↓】二ヶ城山落合南登山口(上岩上橋)を入ったところにある道標に従って「雨乞の碑」への道を採った。20120204_041

【写真↓】山中の踏み跡を辿ること約30分で「雨乞の碑」に到着出来た。大正14年の夏に地元の方々がここで雨乞の儀式を執り行ったようだ。20120204_052

【写真↓】「雨乞の碑」から先の尾根筋には灌木が繁り、そこには獣道らしい踏み跡があるだけであった。何とか尾根筋をキープしながら歩き、30分程で二ヶ城山~木ノ宗山縦走路に出ることが出来た。途中でこちらの姿に驚いた鹿に遭遇した。20120204_085

【写真↓】二ヶ城山への縦走路を広島西幹線第4号鉄塔まで辿った。ここからはこの日随一の眺望が開けていた。木ノ宗山への縦走路の通る尾根筋、遠く白木山、高鉢山を望む。20120204_134

【写真↓】広島西幹線第4号鉄塔下から雪の積もった階段状の急坂を下って行った。この道は電力会社の送電線巡視路で、まだ歩いたことがなかった。20分余で二ヶ城山林道に出ることが出来た。20120204_154

【写真↓】二ヶ城山林道の車止めを抜けて落合南登山口へと下って行った。20120204_186

【地図】この日の軌跡0204futatsugajozan