唐音の水仙公園を訪ねた時に無視し得ないものにお花畑の斜面の先端部の岩場にある蛇岩(じゃがん)があります。国指定の天然記念物で、ヒン岩の黒褐色の岩脈が海食台地の岩の中を大蛇がのたうつように貫いている光景を目にすることが出来ます。〔1月12日(木)〕
↓ 水仙公園の先端部に隆起海食台地の岩場が露呈しており、遊歩道が水仙公園から通じています。
↓ 岩塊に踏み入ってみると、ゴツゴツとした岩場の異景に圧倒されそうでした。石英粗面岩の岩塊とのことです。
↓ その岩塊の中を幅1メートルほどの黒褐色の岩脈が伸びていました。ここ唐音の岩塊を南の始点にして北へ300メートルも続く岩脈とのことです。
↓ この岩脈は大蛇がのたうっているような奇観を呈して岩塊の中を延びて行っていることから「蛇岩」と呼称されているとのことです。
↓ 蛇岩が貫通する石英粗面岩の岩塊は無骨ながらもどっしりとして、その褐色の岩場が青い海にマッチしていました。沖には髙島の島影も望めました!
↓ 「蛇岩」の岩脈は一旦入江の底を這ってから更に北へと伸びているようです。
↓ 水仙の花と共に、ここ唐音は日本海の荒波が岩場を打つ豪快な景観も楽しめるのですが、この日は冬場には稀有な平穏な天候で荒波は期待出来ませんでした。
↓ 荒波に代わってこの日は青い日本海がどこまでも広がっていました。
↓ 岩場に囲まれた入江を覗きこむと透明度の高い飽くまでも青い世界を目にすることが出来ました。
天気が良ければ嬉しいのですが・・・
この岩も歩けるんですか?
遊歩道が蛇岩まで延びていますので。そこまでは安全に歩いて行けます。
遊歩道沿いのブッシュも綺麗に刈り込まれています。
岩塊の上は足元に注意すれば十分に歩けますが、あくまでもオウンリスクでということになります!