友人から広島県廿日市市のおおの自然観察の森にバイカオウレン(梅花黄連)の花が咲いているとの情報が届いたので出掛けてみました。春めいた好天の日とは言え、平日の金曜日で山間に深く入ったところゆえに訪れるハイカーの姿はなく極めて静かな園地でした。園内の渓流沿いの林の数か所で期待の花に出会うことが出来ました。〔3月23日(金)〕
↓ バイカオウレンはキンポウゲ科の多年草で本州の福島県以南と四国に分布すると言われています。この日最初に出会った2輪です。
↓ 先ず「おおの自然観察の森」の「せせらぎの谷」沿いに延びる「谷間の小径」を辿って歩きました。
↓ ベニマンサク湖から流れ出た水の流れる渓流沿いに自然観察センターに向けて遡って行きました。
↓ バイカオウレンは渓流沿いの森の縁に小さな群落を形成して咲いていました。高さ10㎝程度、花の直径は1.5㎝前後の小さな花でした。
↓ 白い花弁に見えるのは萼片で、黄色の蜜線が花弁です。黄色の部分は平たい皿状になっています。
↓ 園内にある自然観察センターです。館内には付近の植物や野鳥などの説明パネルや資料が展示されています。ここで入園の記帳をしてから園地を利用することがルールのようです。
↓ 自然観察センターの建物が面するベニマンサク湖です。この湖の周りに自然観察の森が広がっています。
↓ 岸辺に佇むと黒鯉が跳ねてちょっと驚きましたが、湖には沢山の鯉がいるようでした。
↓ 園内を整備されていた職員さんから別のバイカオウレンの自生地が奥まったところにあるとお聞きしましたので、早速に赴いてみました。
↓ ここも渓流沿いの湿地に小さな群落を形成して自生していました。
↓ バイカオウレンも春を運んで来てくれる可憐な花です。
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