11月18日(日) 木枯らしを運んでくる寒冷前線が通過した日曜日に、旧筒賀村(現在は安芸太田町)の龍頭峡から「引き明けの森」を抜けて天上山(972.6m)へ登ってきました。山行の模様はリンクしているHP「一歩入魂」に詳しいので、そちらを参照願い度いと思います。ここでは、見事に紅葉していた中腹の「引き明けの森」を改めてご紹介したいと考えています。
【写真↑】「引き明けの森」への上部の入口である林道脇に設置されている「悠久の森」の石碑。「引き明けの森」は数百年の樹齢の樹々が形成する森ゆえ、「悠久の森」と呼ばれてもおかしくない。
【写真↓】上部の入口近くにあった「引き明けの森」の案内板。(写真をクリックすると案内板を拡大出来ます。)
【↓写真↑】今は紅葉が主役のようであるが、本来の引き明けの森は針葉樹の森である。
【写真↑】龍頭峡から引き明けの森への登山道には、こんな危なっかしい所が何箇所かあった。
11月18日(日) 芳しくない天気予報の日曜日であったが天上山に登ろうと筒賀に出掛けたので、先ず気になっていた大歳神社の大イチョウを訪ねてみた。色付くのは1週間程先ではなかろうかと思っていたが、行ってみると早くも落葉が始まっており、境内は黄色の絨毯に変わろうしていた。雪を運んできそうな冷たく強い風が吹くと、バラバラと沢山の葉が舞い落ちていた。巧いタイミングで立ち寄ることが出来たものだと喜んだ!
【写真上】境内を黄色の絨毯とする落葉が始まったばかりのようだ。これから分厚い葉っぱの層が堆積するのであろう。
【写真中】足元に建てられていた石柱の表記では樹高は48メートルもあるという大イチョウだ。
【写真下】この大イチョウは大歳神社の境内にある。樹齢は推定1,100年、幹の周囲は7.8メートルもあるという。広島県では2番目に大きなイチョウであるようだ。
11月16日(金) 曇天の下でしたが岡山県備前市にある旧閑谷学校を訪ねました。この時季のここでの楽しみは紅葉した楷の木を見ること。11月10日(土)から18日(日)までは夜間のライトアップもされており、曜日、昼夜を問わず大勢の観光客が訪れているようです。訪れたこの日は紅葉の見頃との事前の案内がありましたが、実際にはピークを過ぎたあたりといったところでした。
【写真↑】泮池越し旧閑谷学校を眺める。紅く色付いた楷の木が目立ちます。
【写真↓】孔子を祀る聖廟の前にある紅葉した楷の木。向こう側にある黄色の葉の楷は、もう殆ど葉を落としていました。
【写真↑】紅い楷の木越しに国宝の講堂を見る。この楷の木は中国山東省の孔子廟から種を持ち帰り育てたものということです。
【写真↓】楷の木の梢越しに備前焼き瓦葺きの講堂の屋根を望む。