3月3日(日)
身近な里山を丁寧に歩くのも今年のテーマの一つ。呉娑々宇山塊の長者山から北の湯坂峠までの間はまだ歩いていなかったので暑くならないうちに歩きたいと思っていた。湯坂峠に下りるのであれば、そこから高鉢山にも登り返したかった。そうすれば、安駄山から呉娑々宇山までの高鉢山塊と呉娑々宇山塊の両縦走路を完全に繋ぐことが出来る。そんな課題の実現を目指して、JR芸備線狩留家駅からちょっとばかり長い周回ルートを歩くこととした。
【写真↓】狩留家駅から長者山へは湯坂の集落を抜けて登った。湯坂は背後に高鉢山が聳える棚田の石垣の美しい集落であった。
【写真↓】湯坂集落の最奥部から振り返ると白木山と鬼ヶ城山を結ぶ長大な白木山塊の尾根筋を一望することが出来た。
【写真↓】長者山々頂から水ヶ丸山~曽場ヶ城山の山並みを望む。
【写真↓】長者山から湯坂峠までの縦走路はきれいに手入れされていて、気持ち良く歩けた。
【写真↓】縦走路上の送電線鉄塔の足元からの志和方面の好眺望。
【写真↓】湯坂峠と高鉢山々頂までの標高差450メートル。その間、滑り落ちそうな急坂が連続した。山頂直下では、踏み跡も不鮮明となり、下生えのない杉林を自在に登った。
【写真↓】高鉢山南峰(726m)、この日の最高地点であった。この後、狩留家駅に向かって下った。こちら側のルートも有名な急坂続きで、灌木に掴まっての下降を余儀なくされた。