MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

あこがれの合格発表

2005年03月09日 | いろいろ
 今日は某大学の合格発表。不動産のパンフレットを見ながら笑顔で歩く親子連れや、携帯でニコニコ話している制服姿の男の子をみると、まったく知らない人なのに「おめでとう!」と言いたくなりました。
 きっと「後期こそは!」と思って家路についた子もいたのでしょう。
 悲喜こもごもの一日です。

 私は残念なことに、合格発表というものに行ったことがありません。高校受験の時は、合格の掲示がされず全員に郵送で結果が通知されましたし、大学受験では合格発表のためだけに大学まで行く経済的&時間的余裕がなかったのです。(受かっていたらいいですけど、わざわざ関西まで発表を見に来て落ちていたら、ダメージが大き過ぎますし。)
 大学の合格通知の封書が届いたのは発表日の2日後....、緊張で胃が痛くなる2日間でした。

 今では大学がホームページ上で合格発表をしているようです。
 それでも、合格発表の掲示をドキドキしながら見に行って、公衆電話から「受かったよ!」(涙).....というドラマのような合格発表へのあこがれが今でも消えないのはなぜでしょう?
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ブルートレインと恋の話

2005年03月09日 | いろいろ
 古紙回収の雑誌の束の中に時刻表がありました。ダイヤ改正の季節です。
この3月のダイヤ改正では、またブルートレイン(寝台列車)が少なくなったそうです。少し寂しく感じるのは、きっと私だけではないと思います。
 大学受験のときも、帰省のときも乗っていた「ちくま」がなくなってからもう7年.......。すっかり寝台車に乗ることもなくなってしまいました。

 初めて寝台車に乗ったのは中学2年生。
 アルバムに挟んである、色あせた日程表のプリントを見てみると、乗ったのは「特急なは」。新大阪を出発して、九州へ向かう寝台列車です。
 最終目的地は沖縄で、鹿児島から船に乗り沖縄へ行くという計画だったのです。

 中学生対象の「沖縄を知るための交流プログラム」に友人と参加したのですが、初めて友人と一緒に過ごす夜だったので、夜なってもおしゃべりが尽きず寝るどころではありません。(笑)
 向かい合わせになった一組の寝台の上下2段に、ほかの中学校から参加した女の子も集まって、自己紹介から始まり、家族の話、恋の話、真夜中には怖い話もしたり.....、結局眠ったのは明け方でした。

 その頃は「好きな人がいない」というのが恥ずかしかった&悔しかった覚えがあります。恋人のいる友人がとても大人に見えて、つい見栄を張って「好きな人なんていない」と言えずに適当な名前を言ってしまったり......。今思うと、いなくたって全然かまわないんですけど、どうも思春期の私は変にこだわっていたようです。
 寝台列車で恋の話をしたその二日後に、未来の旦那様と出逢うことになるなんて、13才の私は夢にも思ってなかったのでした。
 「縁は異なもの」ですね。

 久しぶりに当時のアルバムを見ると、眼鏡をかけてなかった昔の自分は今の自分とは別人みたいで、不思議なものです。
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