~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

2009-11-26 19:37:47 | 日記
小学校の時から、嫌いな授業は体育と習字でした。
走るのが遅く、運動会はいつも雨乞いをしてました。
習字は子供の目からも一目で下手と分かる字になるので、
いつも習字の時間は墨をすって終わっていました。
その私が数年前から、いきなり「書」を習いだしました。
きっかけは、やはり息子でした。
亡くなった子供の名前を書くと、どうしても涙がでてしまう、
この名前ともきっちり向き合わなくてはと思い、それが
「書」に繋がったのです。
子供の名前が書けたら辞めてもいいや!と思って習い始めた
「書」でしたが、書は私の知ってる習字とは違い、もっと
もっと奥が深く、筆と自分と墨との関係の中にこれほど
深い世界があるとは…
臨書でひたすら、一を書いていたら先生に、「山崎さん
もう違う字を書いていいのよ。」と言われ、気がついた時には
一年近くも一を書いてました。
子供の名前を書いた時は、書けば涙が出て、涙を拭いて又書く、
その繰り返しで、何も考えられなくなった時、ようやく作品と
なりました。
子供の担任の先生が「この字山ちゃん!っいう感じね」と言って
くれました。
字を見ると、どこまでも明るいあの子が浮かんできます。
今は、「人」と言う字に取り組んでいます。
野太くずぼっと生きている、そして暖かい「人」が書けたらなー
と、これまた半年以上「人」を書き続けてます。
器用ではない私に「書」は合ってるように思います。
習字アレルギーになる前に、もっと早く書に出会いたかった。
後悔を殆どしない私が、珍しくちょっとプチ後悔をしてます。
でも、今の私に書ける字を精一杯書いていこうと思っています。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする