~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

コブクロ

2009-11-18 18:44:10 | 日記
昨日は、家族でコブクロのコンサートに行きました。
ゆずも綾戸智絵もコブクロも、すぐにメジャーになった
わけではなく、自分たちの歌を届けるまでに時間を有した人は
観客の前で歌うことが、かけがいのない喜びとなって私たちの
心に飛び込んできます。
コブクロの小渕さんは、その思いを全身に込めてステージに
立っているように感じられます。
前回もそうでしたが、彼らはコンサートの中で数曲はギター
一本で歌います。そして終わりの方では、マイクをはずし
生の歌声で…
これは、路上から出発している彼らが、いつも原点を忘れず
歌い続けていく!という姿なのだと私は思っています。
戻るべき原点のある人は、なんと強いのだろう…
迷った時、自分の中にぶれが生じた時、その原点に帰れば
又歩き出せる。このことは、どれ程その人の支えとなる
ことでしょう。
 私にとっての原点は、森のイスキアにあります。
イスキアで、再びの生を生きようと決意し、その私を
励ますように鳴り響いた鐘の音。
この体験は何年たっても色あせません。
森のイスキアに行くと、あの日の自分がもどって
来るようです。
コブクロのの原点は路上でしょうか。
言葉を大切に歌を紡いでいるコブクロの音楽を
こよなく愛する息子は、ノリノリの観客とは
少し距離を置くようにして、静かに聴いていました。
 小渕さんが「僕はパッパッと花を咲かせたくない。
幹を太くして、ゆっくりゆっくり花を咲かせたい。
そういうふうに、曲を届けたい…」と語っていました。
きっとこの言葉は、息子の心に長く留まってくれると
思います。
三時間のコンサートが終わり、又普段と変わらない日常が
一人ひとりの処に戻ってきました。
でも、昨日より元気だし、無理なく頑張るぞーと思えるのは
コブクロの歌のおかげかも知れない。
 コブクロさん!ありがとう!

コメント
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