生姜

子供が学校に行くのが早い為、朝５時に起きお弁当を作ります。
前日準備すれば、少しは楽なのですが一晩おくと
何だか不味くなる気がして…
子供に「お母さん、弁当にそんなに力入れなくていいよ。」
といわれながら、時間と勝負するように作っています。
　今朝、生姜の皮を剥いていて少し深く包丁が入ったら
途端に、先に進まなくなってしまいました。
「あ！生姜が痛いって言ってるんだ！」と思いました。
忙しいという字は、心を忘れるという意味があるそうです。

初女先生は、分刻みのスケジュールの中にあっても、いつも
ゆったりと丁寧です。お側に居るだけで、穏やかな気持ちに
なります。これは、どんな時にも心を忘れていないからなのですね。
生姜に気づかされて、今朝の朝ごはんに急きょ「おむすび」を
加えました。
おむすびを結んでいると、心が静かになり何か原点に帰れる
気がします。
そういえば、ここ２～３日おむすびをお供えしていなかったっけ！
生姜とおむすびに助けられ、静かな朝が帰ってきました。