イスキアを訪れていた時に、宿泊していた人が
「初女先生、揺れる白樺の木ってどれですか?」
と尋ねていたことがありました。
私は先生の指し示す一本の白樺を見ながら、心響く
先生の言葉を思い出していました。
「揺れてもいい。芯が通っていれば、
揺れながら成長し、大きくなっていく。
それは人も白樺も同じです。」
この言葉に、どれほどほっとさせられたか…
私はどこで学習したのか、いつの間にか揺れる事は
よくないことと思い込んで大人になっていました。
先生が「芯があれば揺れていい。私だって揺れますよ」
といわれた時には、大きな大きな安心を頂いた気がしました。
「芯」それは、悲しみ苦しみなど困難を乗り越えた時に
育つものかもしれない…
初めてイスキアで白樺を見た時は、こんな細い木が
雪多いイスキアの冬を耐えられるのだろうかと、心配
しましたが、先月訪れた時にはそんな心配を、微塵も
感じさせない木になっていました。
どんな自然も受け入れ、揺れながら成長してきた
白樺の木は、イスキアの風景にどこまでも溶け込んでいました。
「初女先生、揺れる白樺の木ってどれですか?」
と尋ねていたことがありました。
私は先生の指し示す一本の白樺を見ながら、心響く
先生の言葉を思い出していました。
「揺れてもいい。芯が通っていれば、
揺れながら成長し、大きくなっていく。
それは人も白樺も同じです。」
この言葉に、どれほどほっとさせられたか…
私はどこで学習したのか、いつの間にか揺れる事は
よくないことと思い込んで大人になっていました。
先生が「芯があれば揺れていい。私だって揺れますよ」
といわれた時には、大きな大きな安心を頂いた気がしました。
「芯」それは、悲しみ苦しみなど困難を乗り越えた時に
育つものかもしれない…
初めてイスキアで白樺を見た時は、こんな細い木が
雪多いイスキアの冬を耐えられるのだろうかと、心配
しましたが、先月訪れた時にはそんな心配を、微塵も
感じさせない木になっていました。
どんな自然も受け入れ、揺れながら成長してきた
白樺の木は、イスキアの風景にどこまでも溶け込んでいました。