病気でもないのに、動けない日というのがあるもので、
昨日は冬眠中という看板をかけて休んでいようかと思ってました。
そんな私の処に友人から本が届きました。
「みんな愛」(写真山本邦彦)というインドを撮った写真集でした。
緑多い日本からは想像できないような、荒れ果てた大地
食べられることが生きることに直結している生活
カースト制度の国に生れて、ずっとずっと貧しさの中に生き
未来もまた途切れることのない、貧しさであることを
知っている人々
その厳しい現実が写し出されている写真なのに、なぜか清らかさが
感じられるのです。
人口の多い国であるから、生も死も日常の風景のように過ぎて
行くのかもしれないのに、一人ひとりの人に、人間の尊厳を
感じられるのはなぜだろう…
写真とは心の底まで写し出すものなのだろうか
写真集の添えられた言葉は、色々な感情を一旦深いところに
沈めて、その上で浮かびあがってきた言葉のようで、
写真の輪郭をより深いものにしています。
生きることにぎりぎりの人達が放つ清らかさは、
どこから来るのだろう…
荒れ果てた大地の上で、これ以上ない笑顔が生まれるのはなぜ…
たくさんの疑問と問いかけを、自分自身にしながら
本を閉じた時、崇高な世界がひろがっているのを感じました。
それはきっと、どんなに貧しくても決して潰されない愛があるから
なのだと思いました。
冬眠中だったわたしの心は、遠くインドの大地を駆け巡りました。
昨日は冬眠中という看板をかけて休んでいようかと思ってました。
そんな私の処に友人から本が届きました。
「みんな愛」(写真山本邦彦)というインドを撮った写真集でした。
緑多い日本からは想像できないような、荒れ果てた大地
食べられることが生きることに直結している生活
カースト制度の国に生れて、ずっとずっと貧しさの中に生き
未来もまた途切れることのない、貧しさであることを
知っている人々
その厳しい現実が写し出されている写真なのに、なぜか清らかさが
感じられるのです。
人口の多い国であるから、生も死も日常の風景のように過ぎて
行くのかもしれないのに、一人ひとりの人に、人間の尊厳を
感じられるのはなぜだろう…
写真とは心の底まで写し出すものなのだろうか
写真集の添えられた言葉は、色々な感情を一旦深いところに
沈めて、その上で浮かびあがってきた言葉のようで、
写真の輪郭をより深いものにしています。
生きることにぎりぎりの人達が放つ清らかさは、
どこから来るのだろう…
荒れ果てた大地の上で、これ以上ない笑顔が生まれるのはなぜ…
たくさんの疑問と問いかけを、自分自身にしながら
本を閉じた時、崇高な世界がひろがっているのを感じました。
それはきっと、どんなに貧しくても決して潰されない愛があるから
なのだと思いました。
冬眠中だったわたしの心は、遠くインドの大地を駆け巡りました。