~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

味噌作り

2015-04-13 23:46:20 | 日記

今日は2月の寒さになるというのを聞いて、

体調がいまいちで、ずっと延び延びになっていた

「みそ作り」を決行したのです。

去年は、初女先生は大豆を指で潰すというのを

聞いていたので、やってみたら腱鞘炎になりそうに

なったので、今年はすりこぎで潰すことにしました。

ミキサーを使うと早いのですが、食材のいのちを

考える初女先生を見ていると、ミキサーは

有り得ないことなので、すりこぎで潰したら

指よりは楽でしたが、それでも大変で一日がかりの

味噌作りとなってしまいました。

昔はきっと家族総出で、一年分の味噌を作ったの

でしょうか。

こういう手仕事が、人と人とを繋いでいく、そういう

風土にあったのですね。

初女先生は、毎年養護施設の高校生をイスキアに

よんで、家庭的なことを伝えたいと、夏休みに

お味噌つくりをしているのです。

お味噌つくりを教えて、果たして何人の子が

お味噌を作るでしょう…

先生は、この手仕事を通し、言葉では伝えられない

大切なことを、やがては母となるであろう少女達に

伝えようとしているのだと思いました。

大豆をすりこぎで潰したのに、なぜか今年も

腱鞘炎になりそうな痛さがあります。

かめに仕込んだお味噌には、「有難うございます」

という紙と、初女先生のおむすびを結んでいる

チラシを貼りました。

言霊と初女先生のエネルギーで、美味しいお味噌に

なりますようにとの願いをこめて…

今年の味噌作りが終了しました。

 

 

コメント
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