講演会が終わってから、初女先生を囲んでの
お食事会がありました。
時間は10時近くになっていたと思います。
先生は、皆さんに挨拶をしたいと、会場内を車椅子で
回られました。
それだけでも、先生のお気持ちは良く分かるので
そこまでしなくてもいいのにと、思っていました。
ところが、11時近くになって先生は歩いて皆さんに
挨拶したいと言われ、実行されたのです。
どんなにお疲れかは、誰もがわかっていたので
「先生、もう十分わかっていますから…」という
気持ちでした。
でも、先生はテーブルに手を突きながら
回られたのです。
そのお姿を見ていたら涙が溢れてしまいました。
まさに、先生の言われている「言葉を超える
行動」を目の当たりにし、それはダイレクトに心の深みに
響いてきました。
実は、この日もう一人「言葉を超える行動」をされた方が
いました。
それは、田口ランディさんです。
数日前に、ランディさんから講演会に来たいという
電話を頂いたので、ご招待を聞いてみますと、言うと
「私は、スタッフで行きたいの」と言われ
当日、私と東横線のホームで待ち合わせ
スタッフの打ち合わせから参加したのです。
そして、裏方として初女先生に付かれ、終わると
お食事会にも参加せず、速やかに帰られたのです。
先生は、ランディさんが用意してくださった
ハーブティを召し上がり、どんなにほっとされた
ことでしょう…
ランディさんの、行動は、真っ直ぐに心に届きました。
私は、初女先生とランディさんから、言葉を超える
ということを、教えて頂いた気がしました。
大切な宝物を頂きました。
初女先生、ランディさん有難うございました。