~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

「食はいのち」が伝わってないね

2017-06-22 18:04:28 | 日記

NHKの朝のニュースで、漫画家の西原さんの

「毎日かあさん」に励まされた人のインタビューが

あり、微笑ましい思いで観ていましたが、

「毎日かあさん」の部屋なんか散らかってていい

ご飯なんか手作りでなくていい、もっと子供を

抱きしめてあげればよかったという漫画を見て

朝出かける前に、夕飯の支度をしていたお母さんが

そんな無理はしないでレトルトでいいんだ

部屋も散らかっていいんだ、子どもといる

時間を大切にしようと思ったと、言って

レトルトのハンバーグを袋からお皿に出していた

姿を見て、ちょっと寂しい気持ちになりました。

初女先生は一品でもいいから作ってと言って

ました。

冷凍食品はいのちがないと…

「食はいのち」が伝わってないんだな~

先生は『昔はお母さんがちゃんと作って、

みんなで食べました。今のお母さんは、外で

働く人が増えているので、既製の食品や

冷凍食品が多くなっています。

私の作った料理を食べた人が

「これ、生きてますね」と言いました。

その人は、いつもレンジの食品、死んだものばかり

食べていたのです。

何気なく食べていても、何年かして結果が

出て来ます

満たされないものがいつもあって、それがどこかで

爆発するのです。

家庭の問題も、食から来ているのだと思います。』

と書いています。

女性の社会進出はいいことだけれど、

子どもが園庭もない保育所に長時間預けられて

やっと会えたお母さんは、疲れ切っている…

私たちの国って本当に豊かなのかなって思います。

夕飯の匂いに誘われて、遊んでいた子供が

帰って来る、そんな時代は終わって

しまったのでしょうか。

俳優の片桐はいりさんが、お母さんの夕ご飯が

楽しみで、飛んで帰って来たと何かに書いて

いました。

本当に豊かさとは何なのでしょうね、初女さん

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする