NHKの朝のニュースで、漫画家の西原さんの
「毎日かあさん」に励まされた人のインタビューが
あり、微笑ましい思いで観ていましたが、
「毎日かあさん」の部屋なんか散らかってていい
ご飯なんか手作りでなくていい、もっと子供を
抱きしめてあげればよかったという漫画を見て
朝出かける前に、夕飯の支度をしていたお母さんが
そんな無理はしないでレトルトでいいんだ
部屋も散らかっていいんだ、子どもといる
時間を大切にしようと思ったと、言って
レトルトのハンバーグを袋からお皿に出していた
姿を見て、ちょっと寂しい気持ちになりました。
初女先生は一品でもいいから作ってと言って
ました。
冷凍食品はいのちがないと…
「食はいのち」が伝わってないんだな~
先生は『昔はお母さんがちゃんと作って、
みんなで食べました。今のお母さんは、外で
働く人が増えているので、既製の食品や
冷凍食品が多くなっています。
私の作った料理を食べた人が
「これ、生きてますね」と言いました。
その人は、いつもレンジの食品、死んだものばかり
食べていたのです。
何気なく食べていても、何年かして結果が
出て来ます
満たされないものがいつもあって、それがどこかで
爆発するのです。
家庭の問題も、食から来ているのだと思います。』
と書いています。
女性の社会進出はいいことだけれど、
子どもが園庭もない保育所に長時間預けられて
やっと会えたお母さんは、疲れ切っている…
私たちの国って本当に豊かなのかなって思います。
夕飯の匂いに誘われて、遊んでいた子供が
帰って来る、そんな時代は終わって
しまったのでしょうか。
俳優の片桐はいりさんが、お母さんの夕ご飯が
楽しみで、飛んで帰って来たと何かに書いて
いました。
本当に豊かさとは何なのでしょうね、初女さん