初女さんの講演の後、本にサインされる初女さんの
横に、よく居させてもらいました。
初女さんに手を握って頂くと、何も言葉を
交わしてないのに、ポロポロと涙される人が
沢山いらっしゃいました。
きっと、あの圧倒的な初女さんの母性に包まれる
からなのでしょう。
母性とは母になったからと言って宿るものでは
ありません。
初女さんは「今は男性も女性も母性を求めて
います。」と言われていました。
初女さんの、日々の暮らしの中での「母の心」が
あの深い大きな母性となったのでしょうね。
母性愛とは、言葉を替えれば受け入れること。と
言われていました。
母性か…これは卒母などと言ってられません。
だいぶ歳を重ねてしまいましたが
1ミリでも母性を育てて行かなければ…
『耐えがたきを耐え
忍びがたきを忍び
許しがたきを許し
あたたかい太陽を思わせる優しい言葉
冬のきびしい寒さにもあたえする愛情ある助言
慈しみの雨のように涙を流して共感する
なごやかな風を思わせる雰囲気
それが母の心
佐藤 初女』