~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女さんの「みんな仲良くね」

2017-09-10 23:16:27 | 日記

今日は、初女さんの講演会の時に、ずっとお花を

活けてくれていたNさんの家に行きました。

Nさんとは、2003年に初めて森のイスキアに

行った時から、いつも一緒に訪れていました。

Nさんも私も息子を亡くし、苦しい時期が

重なったので、初女さんに会い、イスキアで

過ごすことで、悲しみの中から生きる力を

見いだすことが出来たのです。

Nさんが、庭にある木を指さし、これは

イスキアに行った最初の頃に拾って来た

どんぐりなのよと、言うので驚きました。

小さな木の実が、1本の木になるほどの年月が

経っていのです。

森のイスキアも行く度に、木々が大きくなっていて

それは目を見張るものがありました。

寒いところだから、成長は遅いのかと思って

いましたが…

木々の成長に比べて、自分の成長はなんて遅い

ことでしょう

初女さんが居なくなって、やっと初女さんの

言っていたことが少しずつ分かってきたのです。

今日の日曜美術館は、アメリカの画家ワイエス

でした。

番組の中で、アメリカは移民の国なのに、移民を

排除しようとしているとゲストの人が言って

いました。

ワイエスの最期の作品は、雪の中でドイツ兵も

アメリカ人も様々な国の人が、楽しそうに

輪になっていて、その絵を観た時

初女さんの「みんな仲良くね」の言葉が突然

私の中に来たのです。

仲良くとは親しい人達がと、思っていましたが

もっと広い深い意味も含んでいたのかも…

そのことを、初女さんが私の友人と言っていた

Kさんに伝えると、「初女さんの言っていた

生物多様性も、みんな仲良くなんだよ」と

言われ、私の中で初女さんが遺していった

「みんな仲良くね」の言葉がより深く響いて

来ました。

10月のランディさんが語る初女さんのお話

聴けば、また新たな気づきがあるかもしれません。

どんぐりより成長の遅い私ですが、初女さん

どうか見守っていてくださいね。


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