初女さんが、ぬか漬けの達人と言っていた
Kさんから頂いた糠床が、実にきれいな色になり
美味しい糠漬けが漬かっています。
初女さんは北国に暮らしていたので、ぬか漬けは
なかったそうです。
Kさんと糠漬けの話をしていて、糠床が
生物多様性だと気づかれたことは、大きな喜びと
なって、初女さんの中で生き続けていました。
「糠床の中で野菜が出合い、それぞれが、美味しく
なろうとしている。
私たちもみんな、ぬか漬けのように一人ひとりが
よいところを出し合ってやっていけばいいのでは
ないかと。この考えのとりこになって、いろいろな
ところで、この話をしてきました。
食べることは大きな気づきを与えてくれるのです」
と、『初女さんのお漬け物』の最初のページに
初女さんの生前の思いとして書かれています。
初女さんの本を見て、カブを漬けたら美味しく
漬かりました。
毎日、朝起きると糠床に挨拶し、糠床をかき混ぜ
外から帰って来ると、挨拶をし声をかけています。
初女さんのように、野菜の声が聞こえるわけじゃ
ないけれど、何だか愛おしくなって声を掛けずには
いられなってしまうのです。
ぬか床が生物多様性に結び付くなんて、やっぱり
初女さんは凄いです。
地球も糠床って考えられるよと言ったのは、
ランディさんだったかな?
地球というぬか床に一人ひとりが漬かっていて
認め合い、生かし合っていけたらこの地球が
宇宙に祝福される星になるかも…
初女さん、今 地球は瀕死の状態です。
どうしたらいいのでしょう
耳を澄ませて地球の声を聴かなければ…
(10月2日、3日のランディさんの講演では
初女さんのぬか漬けのお話が聴けると思います)