吹く風に秋を感じるようになりました。
気がつけば、蝉の声はいつの間にか消えています。
夏の後には、必ず秋が巡って来る
この自然の誠実さに、。支えられている自分がいます。
最近、目を閉じると初女さんの亡くなられた時の
お顔が浮かんでくるのです。
頬が桜貝のような薄桃色で、鼻がすごく高くて…
美しかったな~
初女さんは、「森のイスキア」を誰にとっても
心が穏やかになり、気持ちが明るくなる場所に
出来たらと思ってつくられたそうです。
いつの頃か、人をありのままに受け入れる場所は
母の心と同じだと気づいたそうです。
「どんな時も子どもを優しく見守り、包み込む
『母の心』。私は森のイスキアがお母さんの
ような場所であり続けたいと願っています」と
書かれています。
初女さんのおむすびは「母の心」そのもの
初女さんの大きなおむすびを、拒食症で
殆ど物が喉を通らないという方が、パクパクと
食べるのは、母の心を頂いていたのですね。
「おむすびは簡単でないんだよ」と
言われていたことの意味が、ようやく分かって
きました。
おむすびを結んでいるときの手が、「心」という
文字の形になっているのは、偶然でしょうか…