明日3月20日、地下鉄サリン事件が起こった日です。
オウム真理教の確定死刑囚達が、この日を前にして
東京拘置所から移されました。
これは、いつでも刑の執行ができるということで
しょうか…
このニュースを聴いて、複雑な思いでいます。
20年以上経ったけれど、何が明らかになったのか…
尊師であった麻原は、精神障害があり何も語って
ないと聞いています。
彼らの犯した罪は重く、死刑がある日本において
刑の執行は免れないことと思いますが、
でも、こういう事件を二度と起こさないために
何がわかったかが、わかりません。
刑の執行で、すべてが終わったとしていいのか
と、思ってしまうのです。
ランディさんは「いまの時期、厳罰化している
世論にとっては麻原の執行は安倍政権の
点数稼ぎにも感じられて複雑な気持ちだ。」と
Facebookに書いていました。
ランディさんと交流している確定死刑囚のYさんの
お母さんのことを聞いたことがあります。
お母さんが亡くなられた時のお顔が、物凄く
綺麗で、あのように美しいお顔は初めて見たと
言われていました。
医者になった我が子は、母親にとって自慢の
子どもだったと思いますが、その息子が
地下鉄サリン事件を起こしてしまったことで
このお母さんの人生は、どんなだったでしょう…
でも、亡くなった時のお顔がそんなにも
美しかったということは、このお母さんは
心の平安をどこかで見つけていたのでしょうか…
一つ良かったと思えることは、お母さんが先に
天に召されたということです。
あ~、心が重い日が続いています。